劇場版『チェンソーマン レゼ篇』

© 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト ©藤本タツキ/集英社

9月19日(金)に全国公開された劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』は、初日興行収入4億2000万円超、27万2000人動員を記録、公開6日間で観客動員数135万人、興行収入20億円を突破し、最終興行収入50億円超えの期待が高まっている。そんな本作はSNSでも「泣いた」「鳥肌立った」と大きな反響を呼んでいる。中でもファンの心を揺さぶり大きなバズを巻き起こしている「レゼ篇で好きだった名シーン」をピックアップした。

・オープニングの早川家の日常
ファンからは「オープニングから大正解」「傑作と確信」との声が上がった米津玄師が歌う主題歌「IRIS OUT」に乗せて描かれるデンジ・パワー・アキの3人が過ごす穏やかな生活。しかし、この後に訪れる展開を知っているファンからは「泣いた」という声も。

・カフェでのレゼ
「一緒に飲みますかー」「へいへいマスター」レゼの無邪気な仕草にデンジと同じく“沼に落とされる”ファンが続出。声優・上田麗奈の演技も「レゼの解像度高すぎ」と話題となっている。

・夜の学校デート
デンジとレゼが夜の学校に忍び込むシーン。授業ごっこをしながら笑い合い、ぎこちなく手をつなぐ姿は本物の高校生のような束の間の青春が「尊い」と言った声が集まった。レゼの最後のセリフを知っているからこそ、貴重な瞬間だった事が分かる切ないシーンとなった。

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』

© 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト ©藤本タツキ/集英社

・レゼの変身シーン
学校デートや夏祭りでの可愛いレゼから爆弾の悪魔へと変貌する姿は「怖いのに美しい」と絶賛。「ボンっ」からの公安のデビルハンター蹂躙シーンはギャップの衝撃と映像美がすさまじい。

・サメの魔人ビーム
今作のMVPと絶賛されているサメの魔人ビーム。デンジを守りぬく姿と愛らしい反応で「最高の相棒」として人気が爆発。特に「チギャウ…チギャウ…」のリアクションが可愛すぎると話題だ。

・台風の悪魔との戦闘シーン
MAPPA渾身の作画が爆発した台風の悪魔との戦闘シーン。原作より「盛られすぎている(褒め言葉)」と話題のド迫力のアクションシーンにファンは大興奮。

・夏祭りの舌噛みキス
花火の下のロマンチックなキスから一転、衝撃の裏切りへ。幸福と絶望を同時に味わうジェットコースターのような名シーン。原作未読の視聴者にとってはトラウマものだ。

・チェンソーマンの復活シーン
壊れたカーラジオから爆音で流れるマキシマム ザ ホルモンの「刃渡り2億センチ(全体推定70%解禁edit)」とともにデンジが復活するシーン。演出と音楽の完璧なシンクロに「鳥肌が止まらない」「カッコよすぎた」と大興奮の嵐。

・レゼの最期のセリフ
自らの意思でデンジとの未来を選択したレゼだったが、マキマによって無慈悲に摘み取られる。レゼの想いはデンジに届く事がなかった。「デンジくん、ホントはね…」と語る最期のセリフが、どうしようもない残酷な運命をさらに切なく描き出した。「原作を知っていても涙を堪えきれなかった」という声が続出した。

・エンディングへ
残酷な結末からの宇多田ヒカルの歌声が重なり、「JANE DOE」の歌詞とメロディがラストの余韻を完璧なものにした。「これ以上ない最高のエンディング演出」と絶賛されており「涙腺決壊」「全て持って行かれた」といった反響が巻き起こっている。

上位以外でも「アキが天使を助けるシーン」や「暴力の魔人の撤退」なども人気を集めており、ファンそれぞれに忘れられない瞬間があることがうかがえる。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は、甘酸っぱい恋と残酷な裏切り、そして圧倒的なアクションを通じて、観客に強烈な印象を残した作品となった。

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