竹中直人
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 俳優の竹中直人(69)が21日放送の日本テレビ「メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~」(日曜後0・45)にゲスト出演。芸能界入りの秘話を明かした。

 この日は俳優の生瀬勝久、MCの満島真之介、「EXIT」兼近大樹とともに埼玉県朝霞市をドライブ。生瀬は2度目の出演で、竹中は初出演。

 一人っ子だったという竹中は幼少期について「学校から帰ったらすぐ家に帰りたいっていう。で、帰ったらひたすら漫画を描いて。長谷川町子さんとか、ちばてつやさんの絵とかを友達に描いてくれって頼まれて描くと、みんなが喜んでくれるんですよ。それがうれしかったんだよね」と回顧。「運動会とか走るのは速かったんだけど、1番になるのが恥ずかしくて。目の前にあるテープを切るのが嫌だから、逆走したんだよね」と苦笑した。

 そんな幼少期を過ごし、大学時代は数々の素人がものまねを披露する番組に多数出演。そもそも、役者に足りたくてものまねをしていたらものまねがうまくなってしまったという。

 竹中は「大学卒業したらすぐ俺、劇団に入ったんだよ、青年座。入れたんだけど、生活できないから。学生時代にものまね番組によく出てたから、そのルートを頼ってプロデューサーたちを頼って、売り込んで仕事をもらって、横山やすしさんのテレビ朝日の『テレビ演芸』って番組に出てたんですよ。そしたらやすしさんが僕のことを凄い褒めてくれて、それから知らないうちにプロになってたんだよね」と明かした。

 生瀬は「でもやすしさんが褒めたから、他の人たちも“あ、あいつはすごいんだ”って。そういうことってありますよね」と感心した。

 兼近が1991年生まれだと聞くと、竹中は「『無能の人』撮った時だ。91年。俺、その時、34歳、初監督の時」と驚き。「奥山和由さんがいなかったら撮れてなかったけどね、運よく。『226』っていう五社英雄監督の映画に出演した時に、奥山さんが“一緒に食事しようよ”ってことで食事をして、それで映画の話ばっかり僕がしてたから、“そんなに映画が好きだったら1億出してやるから撮ったらいいじゃねぇか”って。俺も“本当ですか?”って言って撮らせてもらった感じですよね」と懐かしんだ。

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