2019年、処方薬「ヒルドイド」が美容目的で使用されるケースが相次ぎ、社会問題となったことを覚えている人も多いのではないでしょうか。SNSでの拡散により本来の治療目的から外れた使用が広がり、必要とする患者への処方や医療費全体への影響が懸念されました。その後、消費者が購入しやすいように「ヒルドイド」の有効成分であるヘパリン類似物質を配合した製品が各社から販売されたのも記憶に新しいところです。
コーセーマルホファーマも「ヒルドイド」を配合したブランドを展開しています。同社は、「ヒルドイド」を製造販売するマルホと、コーセーが共同出資して2019年に設立した会社です。20年には、マルホの保水有効成分「ヘパリン類似物質HD」を全品に配合したスキンケアブランド「カルテHD」を始動。顔からボディーまで全16種・34SKUを展開し、シリーズ累計販売は1100万個を突破(20年9月〜25年3月、同社調べ)するほど浸透しています。詳しくは下記の記事をご覧ください。
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