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神山智洋(WEST.)、中村海人(Travis Japan)共演ドラマ「ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~」がLeminoで独占配信
WEST.・神山智洋が主演を務め、バディ役としてTravis Japan・中村海人が出演するドラマ「ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~」(毎週木曜日深夜0:00-、Leminoにて配信)が7月31日に配信スタート。9月25日(木)に配信される第9話では、翔太(神山智洋)と輝元(中村海人)が、再び現れた伝説のメートル・ドテル、御崎陽平(小手伸也)と対峙することに。第9話の配信を前に、その撮影リポートとあらすじ、場面写真、小手のインタビューが公開された。
翔太と輝元のコンビが新天地・横浜へ
「ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~」は、シーズン1に引き続き「味覚を失った天才シェフ」と「鋭敏な舌を持つ落ちこぼれ僧侶」が寺の境内で屋台を営み、夜な夜な集まってくる悩みを抱えた客に「最高の一皿」を提供する…という展開が描かれる。
今回の新シーズンでは、味覚を取り戻した天才シェフ・翔太と、屋台のプロデューサーとして成長した僧侶・輝元が寺の境内を飛び出し、新天地として選んだ横浜へ。再び客に最高の一皿を提供するというストーリーのハートフルグルメドラマとなっている。
第9話ではかつて、翔太の料理と輝元のサービスに合格点を与えなかった御崎が、再び屋台を訪問。御崎は輝元の引き抜きを画策し、翔太は窮地に立たされてしまう。
第9話あらすじ
かつて、翔太の料理と輝元のサービスにダメ出しをし、2人が星を目指すきっかけとなった伝説のメートル・ドテル、御崎が再び屋台にやって来る。
突然の訪問に戸惑う2人に対し、御崎はいつもの軽妙な様子で「輝元くん、今日からうちの子にならない?」と強引にスカウトする。聞けば、しばらく御崎の店でアルバイトをしないかという提案。
屋台の接客はどうするのかと反対する翔太に対し、星を目指すためにも一流の店でサービスを学ぶのは悪くないと輝元は快諾、あっさりと契約が成立してしまう。その後、御崎の店で働き始めた輝元は水を得た魚のように生き生きと輝き出し、翔太も気が気ではなく…。
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翔太(神山智洋)が伝説のメートル・ドテル、御崎(小手伸也)と対峙する(左から)
翔太と輝元が“思いもよらぬ一品”で前回のリベンジに挑む
高級な調度品が目を引く御崎の店のシーンは、横浜市内の人気レストランを借り切って撮影。この店は第2話にも登場しており、今回は御崎から輝元を取り返すために翔太が乗り込んでくることに。
小手が演じるメートル・ドテルとは、レストランで接客を行う傍ら、ギャルソンを指揮したりする、客席フロアの責任者のような存在。今回、御崎を演じるにあたって小手は「メートル・ドテルの細かな所作などは現場で教わるにしても、それ以前に『歩き方が真っすぐ』だったり、『背筋がピンと伸びている』といった、礼節ある人間らしさみたいな部分はとても意識しました」と語る。
その言葉どおり、座ろうとする客の椅子を絶妙のタイミングで引くといった動作をスマートに行う小手。そして、厳しい表情で御崎を睨みつける翔太のことも、あくまでクールにいなす大人の余裕も感じさせ、翔太ファンから見ると憎らしいほどのヒール役を、小手は見事に演じ切っている。
そして翔太&輝元と御崎の最終決戦の舞台となるのは、もちろんいつもの屋台。第2話「フレンチ風牛丼」では御崎から強烈なダメ出しを食らった翔太と輝元が、前回のリベンジとして御崎に供するのは思いもよらぬ一品。
それは「フランス帰りのメートル・ドテルの第一人者にこれ?」と不思議に感じる料理で、ヒントとなるのは御崎が何気なく呟いた“ある一言”。翔太と輝元による渾身の一品の先には、「自分たちが提供するスペシャリテとはどういうものなのか?」を考え抜いた、2人の想いが凝縮されている。
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輝元(中村海人)は御崎(小手伸也)の店で働き始め、生き生きと輝き出す(左から)
小手伸也 インタビュー
―今回の「伝説のメートル・ドテル」というオファーを受けての感想は?
小手:これまでメートル・ドテルやギャルソンという職業はあまり演じてこなかったので、著名なメートル・ドテルの方のドキュメンタリーを見るなどして情報を集めました。椅子を引く所作などさまざまな技術もあるのですが、常にお客さま1人1人やフロア全体に気を配っていることに驚かされました。
ただ、私自身もバイプレーヤーとしてドラマや映画に出ることが多いので、「主演の方が今こうしているから、自分はこう動いた方がいい」といった、芝居の中の“空いている部分”を埋めていく演技を自然と行っていると思います。そうした細部への目配りは、メートル・ドテルにも通じる部分があるかもしれません。ただ、それはあくまで仕事の上での話であって、プライベートの自分はかなりマイペースで、よく「ホント、気が利かないんだから!」と言われていますが(笑)。
―神山さん、中村さんとの初共演はいかがですか?
小手:お2人のキャラクターと役柄が無理なく融合していることもあってか、とても素直なお芝居をされますよね。その分、私もお芝居に自然と入り込むことができたと思います。神山さんとは初対面なのですが、実は中村さんとは6年ほど前にCMで共演したことがありまして…。学ランを着て、Travis Japanの皆さんのセンターでキレッキレのフォーメーションダンスを踊るというショートムービーなんですが(笑)。だから歌と踊りでの共演はあるんですよ。
―「食」がテーマのドラマですが、小手さんが元気を付けたい時に食べるのはどんな料理ですか?
小手:横浜出身なので、少し濃いめでトッピングも独特な家系ラーメンが好きなんです。ただ、家族で食べにいくと考えると、うちの子は小さいので「脂マシマシ」なあの味はちょっと厳しいんですね。1人でフラッと食べに行ってくるというわけにもいかなくなって、少し疎遠になっていました。でも最近、仕事終わりや1人で出掛けた時にどうしても行きたくなって…。そんな時はこっそり食べて、ニンニク臭を纏って帰宅しています。
―それは…ご家族にバレてしまうのでは?
小手:そうですね、毎回「何食べてきたの?」「うん、ちょっと…」みたいなやり取りが続いています(笑)。
―第9話では御崎が翔太と輝元の前に立ちはだかりますが、見どころは?
小手:2人はシェフとギャルソンとしてやってきて、シェフの翔太は元々修業をしてきたわけですが、ギャルソンの輝元は自身のセンスだけで結構できてしまってきたわけです。そこに御崎というプロの目線でメスが入る、というのが第9話の展開で、言ってみれば輝元が一皮むけるというお話です。それにより翔太と輝元のステージが一段階上がるので、そこから先がどうなるかという、ラストに向けての大きな転換点にもなっていると思います。御崎がどのように導くのか、もしくは立ちはだかるのかも含め、2人の関係性の変化にも注目してもらいたいですね。
―視聴者の方へのメッセージをお願いします。
小手:スタッフの皆さんが食のシーンを魅力的に撮っているので、私もおいしそうに見えるよう、そこは頑張りました(笑)。そんな食の部分も魅力のドラマですが、何より2人の関係性や人間性が、見ていて応援したくなりますよね。決してジェットコースターのような激しい展開やどんでん返し、「衝撃の事実!」みたいなことは起こらないのですが、翔太と輝元が緩やかに夢に向かって進んでいく。まさに屋台を引っ張りながら人力で歩いていくような、そのスピード感がこのドラマの1番の魅力だと思います。そんな心地良い温度感を楽しんでほしいですね。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
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