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NHK 連続テレビ小説 恒例バトンタッチセレモニー開催 ヒロイン 今田美桜から髙石あかりへ
今田「最後まで嵩とのぶを温かく見守っていただけたらうれしいです」
NHKはこのほど、連続テレビ小説主演俳優による恒例行事「バトンタッチセレモニー」を、NHK大阪放送局で行った。セレモニーには、現在放送中で9月26日に最終話が放送される「あんぱん」のヒロイン・柳井のぶ役を演じる今田美桜と、9月29日に放送がスタートする「ばけばけ」でヒロイン・松野トキ役を演じる髙石あかりが出席し、連続テレビ小説伝統のバトンをリレーし引き継いだ。
セレモニー恒例のプレゼント交換では、今田から髙石へ「あんぱん」の舞台でもあった高知県の伝統工芸品・土佐凧が贈られ、髙石から今田へは、「ばけばけ」の舞台地・島根県松江市の伝統工芸品である八雲塗の手鏡と松江市宍道湖産のしじみが贈られた。
プレゼントを手にした今田は「しじみが大好きなのでうれしいです。何よりも、撮影でお忙しいなか手鏡に手描きしていただいて…大切に使わせていただきます」コメント。髙石は「(凧の赤い色には)魔よけの効果があるということで、撮影スタジオの前にしっかり貼っておきたいなと思います」と話した。
最終回の放送に向けて今田は「いよいよ終わってしまうというさみしさがありますが、半年間『あんぱん』の世界をみなさんに見守っていただき、ここまでくることができました。本当に感謝しております。最後まで嵩とのぶを温かく見守っていただけたらうれしいです」と感謝した。
髙石は放送スタートに向けて「まず今日のバトンタッチセレモニーを迎えられて本当にうれしいです。数か月撮影をしていてスタッフの皆さんがとにかくあたたかくて“こんなに現場って楽しくっていいんだっけ”と思えるような毎日を送っています。それが見てくれる皆さんにしっかり伝わればうれしいです」とこれまでの撮影を振り返った。
29日にスタートする連続テレビ小説第113作「ばけばけ」は、急速に西洋化が進む明治の時代に、外国人の夫とともに「怪談」を愛するヒロインが、名もなき人々の心の物語に光を当て、代弁者として語り継いでいくドラマ。主人公のトキ役を髙石あかり、夫のヘブン役をトミー・バストウが演じる 。
この記事を書いた記者
村上潤一
テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当