日本初の地域体験型サウナイベント「サ旅万博2025」
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 日本航空(JAL)とADWAYS DEEEが共同で、全国の“ご当地サウナ”体験を一堂に集めた体験型イベント「サ旅万博2025」を10月3~5日の3日間で開催する。会場は兵庫・淡路島の複合温泉リゾート「アクアイグニス淡路島」。空間・音・光・香り・食まで絡めて“旅先のサウナ時間”を再現し、国内外へ日本のサウナ文化を発信する。

 コンセプトは「サウナが日本を訪れる理由になる。」。会場内には「サ旅・地域パビリオン」と称した5つの大型テントサウナを設営し、47都道府県の“ご当地サウナ”体験を一堂に集約・再現している。BGMや照明などの演出とともに、その地域ならではの“らしさ”を体験へ落とし込む。枠ごとにテーマが切り替わる設計で、まるで日本列島を縦断するように「サ旅」が展開される。

 また、5つのサ旅・地域パビリオンに加えて2つのテントサウナが追加発表された。一つは、FHG Hotelsが提供する沖縄のサウナ。ホテル「seven x seven石垣」の“シーサーサウナ(C)”をモチーフに、南国の風土と遊び心を感じる体験を届ける。もう一つは“瞑想シャンプー”「Levata(レバタ=aは2つとも上に点2つ)」提供のサウナで、同プロダクト成分でもある泥(クレイ)をテーマにした没入型プログラムを展開。肌と呼吸にじんわり寄り添う質感で、視覚・嗅覚・触覚を通じた新しいサウナ体験を提案する。

 会場内のテントサウナ演出は、2024年のSaunner of the Yearを受賞した「madsaunist」が全面プロデュース。温度・湿度管理はもちろん、蒸気の立ち上げ方や空気の循環、音楽・光景まで“体感設計”を統合し、サウナを五感のエンターテインメントへ昇華させる。さらに、香りの演出はJOAAが担当し、47都道府県それぞれのエシカルな地域素材から当日限りのブレンドを創香。香りの発祥地でもある淡路島で、“においの記憶”を旅するように味わえるのも本イベントならではの体験だ。

 タイムテーブルは3日間の全7枠。3日は夜の1部のみ、4、5日は各3部構成。各枠でパビリオンの内容が入れ替わるため、同じエリアでも異なる体験に出会える。各部の指定時間外も、会場のプールやパブリックエリアを楽しむことができる。

 背景には、JALが2019年から展開する“サウナを目的に旅をする”「JALサ旅」と、ADWAYS DEEEと共に立ち上げた「ご当地サウナ委員会」の取り組みがある。両社は今回の「サ旅万博2025」を通じ、日本のサウナ文化を新たな観光資源として世界へ発信することを目指している。

【サ旅万博2025】
・日程:2025年10月3日~5日/全7枠(3日は夜1部、4、5日は各3部)
・会場:アクアイグニス淡路島(兵庫県淡路市夢舞台2―28)
・主催:日本航空(JAL)、ADWAYS DEEE
・チケット/タイムテーブル:販売状況・プログラムの最新情報は公式HPをご確認ください。

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