舞台挨拶では、恐怖の元凶である“赤い人”が花束ゲストとしてサプライズ登場したが、その直前に橋本は「どうせ赤い人が出てくる」と勘の良さを発揮。周囲のざわつきを察し「あっ、先に言っちゃった! 本当にそうだったら、ごめんなさい……」と不安そうな表情を浮かべ、予想通りに赤い人がステージにあがると「いや~、本当に想像できなくて(笑)。まさか赤い人からお花をいただけるなんて、びっくり」と小芝居を披露。最後は「宣伝の皆さん、ごめんなさい」と平謝りする大立ち回りだった。
全国270館でライブビューイングが行われた公開記念舞台挨拶には、橋本とともに前作から続投した眞栄田郷敦、新たに“カラダ探し”に挑む高校生を演じた櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明、那須ほほみ、物語のカギを握る“謎のおんな”役の木村佳乃、羽住英一郎監督(「カラダ探し」「映画 暗殺教室」)が出席した。
橋本は「ずっとお会いしたかった」と、木村との初共演に感激しきり。「3時間くらいかかる特殊メイクの間も、ずっとキャッキャしていて、帰り際までお元気。何というパワフルさだと。悲鳴を上げたり、テンションをあげないといけない現場だったので、佳乃さんとご一緒できて、すごく救われました」と感謝を伝え、「一家に一台、じゃないですけど(笑)、現場にいてくださると助かる」とユニークな言葉で、人柄を称えた。
当の木村は「ホラー映画も特殊メイクも大好き! コンタクトレンズもこだわったし、歯も真っ黒にしちゃって。そこまでやらなくていいと言われたほど(笑)」とノリノリの現場を回想。「もともと環奈さんのハスキーな声が好き。地声なのか、お風邪なのかと思っていたが、現場でお聞きして改めて『かわいい声だな』と思った」と惚れ惚れしていた。
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