
米国で23日に放映が再開された人気深夜トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」でのキンメル氏のモノローグ動画の視聴が、24日午後までに、動画投稿サイトのユーチューブや写真・動画共有アプリのインスタグラム上で1700万回に達したことが分かった。写真は9月18日撮影(2025年 ロイター/David Swanson)
[ワシントン 24日 ロイター] – 米国で23日に放映が再開された人気深夜トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」の司会者ジミー・キンメル氏のモノローグ動画が、動画サイトやソーシャルメディア(SNS)で24日午後までに2600万回視聴されたことが分かった。
大手放送局ABCの同番組は系列局では放映されず、視聴可能世帯は全米の20%余りだったが、約626万人が視聴。平均視聴数の142万人を大きく上回り、10年ぶりの視聴率を記録した。
キンメル氏の番組を巡っては、保守系政治活動家チャーリー・カーク氏射殺事件に関する発言について米連邦通信委員会(FCC)トップが批判。娯楽大手ウォルト・ディズニー(DIS.N), opens new tab傘下の大手放送局ABCは17日、放送を無期限で休止すると発表した。しかし、言論の自由を巡る懸念や政府の圧力に屈したといった批判が広がる中、ABCは一転、放送再開を決定した。キンメル氏は23日の番組の冒頭で「若者の殺害を軽んじる意図はなかった」と発言を釈明。トランプ大統領については「コメディアンを口封じするほど面白くないだろうが、自由な報道があることは非常に重要だ。そこにもっと注意を払わないのはおかしい」などと訴えた。 もっと見る
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