記念撮影に臨む新世界百貨店のチャン・スジン商品本部長(左)と東急リテールマネジメントの堀田正道社長=新世界百貨店(c)KOREA WAVE

記念撮影に臨む新世界百貨店のチャン・スジン商品本部長(左)と東急リテールマネジメントの堀田正道社長=新世界百貨店(c)KOREA WAVE

【09月25日 KOREA WAVE】韓国・新世界百貨店が東京・渋谷の商圏攻略に乗り出す。ファッション専門館「ハイパーグラウンド(HYPER GROUND)」のポップアップストアを通じて、韓国ブランドを日本の顧客に紹介する。

韓国メガ・ニュース(MEGA News)のキム・ミナ記者の取材によると、新世界百貨店は9月23日にソウルの新世界百貨店本社で、東急グループ傘下の東急リテールマネジメントと、日韓間のコンテンツ交流・ビジネスモデル強化のためのMOU(業務協約)を締結した。

今回のMOUにより、両社は互いの商業施設を拠点としたブランド交流やプロモーションを強化し、両国市場で新たな価値を創出し続けるために協力していく。

新世界百貨店はMOUを通し、渋谷中心部にある東急グループの商業施設へ進出し、顧客へのアクセス性を高める戦略を立てている。

10月には「渋谷109」で「ハイパーグラウンド」のポップアップストアを展開する。渋谷109はオープン以来、渋谷のランドマークとして定着してきた。最近ではK-POPのポップアップを開催するなど、韓流を好むMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)の女性客から人気を集めている。

新世界はハイパーグラウンドのポップアップにより、韓国国内で評価されたKブランドの「ライジングスター」を日本に紹介し、Kブランドブームを引き続き盛り上げていく。

新世界百貨店のチャン・スジン商品本部長は「東急グループとのMOUを通じて、新世界ハイパーグラウンドの新たに拡張された姿を披露する足がかりができた。協業によって、両国の顧客に、より身近に接していけるよう努力する」と語った。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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