鹿児島を舞台にした映画の舞台挨拶と先行上映会が23日、鹿児島市で行われました。

 23日、鹿児島市の映画館で行われたのは、自主制作映画「エイタロウ」の舞台挨拶と先行上映会です。

 主演を務めた德田英太郎さんや久保理茎監督らが登壇しました。

 この映画は、契約社員として働き家族を養いながらも、役者としての夢を諦めきれない主人公の波乱に満ちた生き様を描いた作品。全編、鹿児島で撮影されていて、出演者も全員「地元在住」という“鹿児島愛”が詰まったヒューマンコメディです。

 舞台挨拶では、映画制作の裏側について語られました。久保監督と德田さんが桜島フェリーで偶然再会したことが発端となって映画の制作が始まったそうです。

(監督)
「コロナ禍どうしてたの?最近どう?そもそもなんで役者続けているんだっけ?という話をインタビューして書き留めていた。短編からでもスタートする?といった2週間後にクランクイン」

 10月からは、映画「カメラを止めるな」などを上映してきた“インディーズ映画の聖地”、東京・池袋の「シネマ・ロサ」でも上映される予定です。

 一足早く映画を見た人は。

(観客)
「すごく良かったです。感動しました。(役者が)地元の方なので愛着もありますし、見て感動しました」
「こんなに面白いと思っていなかった。本当に楽しかったし涙も出たし、本当に良かったですね」

 映画「エイタロウ」は9月26日から鹿児島ミッテで先行公開されます。

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