秋の全国交通安全運動に合わせて、美作市出身の俳優が地元の警察署で一日警察署長を務め、市民に交通安全を呼びかけました。
美作警察署の一日警察署長を務めたのは、美作市出身の俳優、堀家一希さん(27)です。
堀家さんはNHK連続テレビ小説「虎に翼」や映画「東京リベンジャーズ」、それに、倉敷市を舞台にした映画「蔵のある街」など数多くのドラマや映画に出演しています。
美作警察署の杉田明生署長から委嘱状を受け取った堀家さんは「温かく迎えていただけたことに感謝し、きょう一日、職務を全うしようと思います」と抱負を述べました。
このあと、市内で開かれた交通安全を呼びかけるイベントの会場を訪れ、白バイのデモ走行や県警察音楽隊の演奏などを見学しました。
そして、集まった人たちに「交通安全にご協力ください」などと声をかけながら、チラシや反射材などのグッズを配っていました。
会場でファンや地元の人たちと記念撮影をしたり、サインを書いたりして交流した堀家さんは「こうして帰って来る街があり、温かく迎えてくれる人たちがいてくれてありがたい。きょうのようなふれあいを通じて、皆さんに交通安全を意識してもらいたい」と話していました。