大野薫 Badfish

日本サーフカルチャーの先駆者で、1999年8月30日に48歳という若さでこの世を去った大野薫。サーフィン業界やスケート業界へもたらした功績は計り知れないが、大野薫という人物を書籍化し改めて紐解くことで、サーフィンのかっこよさやスタイルを次世代へ伝えていこうというプロジェクトが始動した。

大野薫はサーフィン黎明期からプロとして活躍し、東京・目白、湘南・鵠沼に伝説のサーフショップ「Pineapple Betty’s」をオープン。カリフォルニアのカルチャーをいち早く日本に紹介し、国内のサーフィン文化や西海岸的ライフスタイルの礎を築いた。彼に影響を受けたサーファーは数知れず、その多くが“カオル・チルドレン”と呼ばれ、現在もシーンの第一線で活躍している。

没後26年を迎えた今、サーフィン(そしてスケートボード)はオリンピック競技となり、不良の遊びとされていた時代から高尚なスポーツへと昇華。ラインナップは人で溢れ、ボードは多様化し、スタイルも広がる一方で、「本質が失われ、没個性になった」とも言われている……。

「もし薫さんが生きていたら、今のサーフシーンをどう見ただろうか? 若い世代にどんなメッセージを伝えていただろうか?」

そんな思いを胸に、3人のクリエイターが盟友・写真家の芝田満之のもとに集い、書籍を制作することを決意。タイトルは『Badfish -Kaoru Ohno-』。発売予定は2025年11月中旬となっている。

書籍制作の支援につながる、Pineapple Betty’sの限定アイテムのオンライン販売がスタートしており、全アイテム+書籍に名前を記載するスペシャルセットは、9月30日が申込締切となっている。

【申し込み・ECサイト】
https://ohnokaoru-badfish.stores.jp/

【WEBサイト】
https://ohnokaorubadfish.com/

【Instagram】
@ohnokaoru_badfish

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【CONTENTS】
・フォトセッション(横⼭泰介、芝⽥満之、樋貝吉郎)
・⽩瀬泉 著「⼤野薫との時代」
・トリビュートアート(豊⽥弘治、新倉孝雄、ESOW、baanai、勝⼜正彦、DISKAH)
・インタビュー(横⼭泰介、川南活)
・山森恵子 著「夢枕の天使にハーパーを」Surflegend’s Storiesより抜粋
・エピソード集(TED阿出川、河村正美、池⽥潤、佐藤秀明、植田義則、アキ秋⼭、⽯原繁、
スケシン、三野達也、江川“YOPPY”芳文、二瓶長克、Jim. Banks、真⽊蔵⼈など多数)

【仕様】
版 型:B6 サイズ
⾴ 数:全 132 ページ(予定)
発売⽇:2025 年 11 ⽉中旬
予 価:3,500 円(税別)
発売元:サイドシックス

【スタッフ】
編 集:林芳史(SALT…編集⻑)
編 集:⽊頃裕介(フォトグラファー)
編 集:鎌⽥啓佑(Books & Gallery 海と本オーナー)
中面デザイン:⽩⾕敏夫
装 幀:稲野清

監 修:横⼭泰介
監 修:芝⽥満之

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