宝島(妻夫木聡主演×大友啓史監督) – 映画予告編
©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会
歴史の陰に埋もれたアメリカ統治下の沖縄の真実を描き切った真藤順丈著の直木賞受賞作を、豪華キャストで映画化!アメリカ統治下の沖縄を舞台に混沌とした時代を生き抜いた若者たちを描く感動サスペンス。消えた英雄が手にした“予定外の戦果”とは何だったのか? そして、20年の歳月を経て明かされる衝撃の真実とは。(英題 )
構想6年、2度の撮影延期の危機を乗り越えながら完成させたという。大友監督は、初日舞台挨拶で「個人的には20年近く温めてきた企画でもあり、その後6年かけて、もはや四半世紀くらいかけて皆さんにようやく届けることができました。今日この場に居ないキャストやスタッフの人たち皆の力で映画は完成しました」と述べていた。
©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会
映画『宝島』あらすじ
沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼馴染のグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、彼らの英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオン(永山瑛太)だった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは“予定外の戦果”を手に入れ、突然消息を絶つ…。残された3人は、「オンが目指した本物の英雄」を心に秘め、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩み始める。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境では何も思い通りにならない現実に、やり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに抑えていた感情が爆発する。やがて、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す。
出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太
塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮、デリック・ドーバー
監督:大友啓史
原作:真藤順丈『宝島』(講談社文庫)
映画『宝島』(東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 配給)は2025年9月19日[金]より全国公開
©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会
【編集部のつぶやき】今年のはじめにLINEUP会見で拝見した映像に惹かれ、完成を楽しみにしていた作品の一つ。
映画『宝島』公式サイトhttps://www.takarajima-movie.jp/
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