株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 Gakken(東京・品川/代表取締役社長:南條達也、以下Gakken)が刊行した書籍『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること ハンディ版』の3刷が決定。2025年9月22日(月)に入庫し、累計発行部数が約2万部となりました。

戦後80年を迎えようとする今も、世界各地で戦争が絶えません。ウクライナやガザでの戦闘は激しさを増し、停戦までの道のりは長く険しいものとなっています。混迷を極める世界情勢の中で、日本の若い世代が平和について考える機会になればと、2025年7月10日にGakkenより発売された書籍が、『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること ハンディ版』(小泉悠 監修)です。

本書は発売から約1か月で3刷が決定し、このたび累計発行部数が約2万部となりました。8月10日(日)の読売新聞全国版朝刊、8月30日(土)の朝日新聞東京版朝刊で紹介されるなど、大きな話題となっています。

◎戦争はなんで起こるのだろう、どうしたら止めることができるのだろう、と疑問に思っていました。この本を読んで、戦争の理由が一つではないことや、ロシアとウクライナが何度も話し合いを試みたことを知りました。戦争をなくすことは難しいけれど、こんなにいっぱい人が死んでしまって、こんなに悲しんでいる人がいる戦争を起こすことは絶対にだめです。僕たち一人ひとりの声が、争いのない未来につながるんじゃないかなと思います。みなさんにもこの本を読んで、もっと戦争のことを知ってほしいです。(小学6年生)

◎昭和生まれの私たちの世代は、祖父母から戦争体験を聞いて育ったので、戦争の報道と自分の生活をある程度は関連づけて考えることができますが、今の子どもたちが、日本の戦争は歴史上の出来事で、世界で起きている戦争は遠い国の話と感じてしまうのも、無理はないかもしれません。この本では、ロシアのウクライナ侵攻を皮切りに、「そもそも戦争とは何か」という定義から順に、子どもにも分かるように丁寧に解説されています。戦争が起こる背景には、さまざまな要因が絡み合っており、大人でも説明が難しいですが、本書では見開きでポイントを押さえて整理されているので、一通り読むだけでも理解が進みました。(学校関係者)

◎各章の冒頭に、ウクライナから避難してきた少女と日本の男子中学生の交流を描いた漫画があり、日本の子どもたちが、戦争を身近なものとして捉えられるようになっています。小学校にもさまざまなルーツを持つ子どもが入ってくるようになりました。紛争地域の子どもが来たときのためにも、こういった本で学んでおきたいと思います。(図書館関係者)

▲「なぜ戦争は起こるの?」「話し合いで解決できないの?」などのテーマを豊富なイラストで解説
▲小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授)監修のもと、ウクライナ侵攻の経緯をやさしく図解
▲各章冒頭にはウクライナ避難民への取材をもとにしたマンガを掲載。戦争を自分ごととして考えるきっかけに

大人から子どもまで、大きな反響を呼んでいる本書の売上の一部は、認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan/エーエーアール・ジャパン)に寄付され、ウクライナをはじめとする世界の難民支援に役立てられます。本書を通じて戦争への理解を深めるとともに、あなたの意思を平和の実現につなげませんか。

<AAR Japanとは>

特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan/エーエーアール・ジャパン)

1979年にインドシナ難民支援を目的に日本で発足しました。現在はウクライナを含む18か国で活動しています。紛争や災害などが発生した直後の緊急期には、難民や被災者に水・食料や衛生用品、毛布などの物資を届けています。また、難民が故郷に戻れるまでのあいだの教育支援やコミュニティ支援などにも取り組んでいます。

▶ホームページ:https://aarjapan.gr.jp/

▲AAR Japanの職員が、モルドバで暮らすウクライナ難民に、暖房用燃料を届けている/写真提供:AAR Japan

■『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること ハンディ版』

▽詳細・ご購入はコチラ

・学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1020614000

・Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4052061403

・楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18231327/

▽本書の制作背景はコチラ

「戦争を知らない」編集者が全世代に届ける本――「戦争報道への慣れ」に対する恐怖が出発点 | (株)Gakken公式ブログ

▽本書の編集者・澤田未来と、AAR Japan職員・栁田純子さんの対談はコチラ

【戦後80年】話題沸騰・平和の本『僕らは戦争を知らない』編集者と、難民支援NPO職員が語る、「平和」のために私たちができること | 株式会社 学研ホールディングスのプレスリリース

▽本書を題材に愛知県大府市で開催された、小泉悠氏による特別授業のレポートはコチラ

【戦後80年】「なぜ戦争は起こるの?」小泉悠氏が書籍『僕らは戦争を知らない』特別授業を愛知県大府市にて開催 | 株式会社 学研ホールディングスのプレスリリース

■株式会社 Gakken(Gakken Inc.)

https://www.corp-gakken.co.jp/
・代表取締役社長:南條 達也
・法人設立年月日:2009年1月13日(2022年10月1日商号変更)
・資本金:50百万円
・所在住所:〒141-8416 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・事業内容:出版・コンテンツ事業、グローバル事業、医療・看護出版コンテンツ事業、
       園・学校向け事業、教室関連事業、EC・オンライン事業、広告事業を展開

■株式会社学研ホールディングス(GAKKEN HOLDINGS CO., LTD.)

https://www.gakken.co.jp/
・代表取締役社長:宮原 博昭
・法人設立年月日:1947年3月31日
・資本金:19,817百万円
・売上高:1,855億円、連結子会社79社(2024年9月期)
     東京証券取引所 プライム市場上場(証券コード:9470)
・所在住所:〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・電話番号:03-6431-1001(代表)
・事業内容:1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社
      教育分野:「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、
           学習教材などの出版・コンテンツ事業、
           教科書・保育用品などの園・学校事業など
      医療福祉分野:サービス付き高齢者向け住宅事業、
             認知症グループホーム事業、
             保育園・学童などの子育て支援事業など
      グローバル:150か国以上で活動・事業展開

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