9月19日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比257.62円安の4万5045.81円で取引を終えた。朝方は高値圏での推移となっていたものの、日銀の金融政策決定会合で保有するETF(上場投資信託)の市場売却が決定したことがネガティブサプライズとなり、一時は下げ幅800円超まで売られる場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は22銘柄(23%)、下落は65銘柄(68%)、変わらずは9銘柄(9%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、GENDA<9166>が大幅反発した。GENDAは、前日9月18日に子会社のシン・コーポレーションが鉄人エンタープライズの運営するカラオケ施設など7店舗を10月1日付で取得すると発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、enish<3667>が高く、オルトプラス<3672>やgumi<3903>、サン電子<6736>なども買われた。
半面、イオレ<2334>の下げがきつく、円谷フィールズHD<2767>やKLab<3656>、coly<4175>なども売られた。
コーエーテクモHD<3635>やセガサミーHD<6460>、スクウェア・エニックスHD<9684>など家庭用大手ゲーム株は総じて安い。