最近私が読んだ本 9月編

涙が出ました。しみシみ感動してうーんて 流す涙じゃないんですよ。えぐ泣いちゃう ようなそんな感じでした。読書って面白い ですね。今まで考えなかったようなことを 考えさせてもらえるという。よしよし。皆 さんようこそ。よしよし。最近どんな本を お読みになりましたか?今日は私が読んだ 4冊ご紹介します。テーマは暴力です。 まず1冊目はこちらですね。バヤの夜大谷 明さんです。これ見てください。世界 最高峰のミステリー文学省英国推理作家 教会省ダガー賞の翻訳小説部門で見事日本 人初受賞されました。何々受賞された あるいは候補作になった。あ、私これ読ん でないな。この作者初めてだなっていう ことで新たな出会いの機会にな るってことは確実になると思うんです。と いうことで今回私はあの大谷さんは初めて なのでとても楽しみに手にしました。ご 紹介しましょう。主人公中心になるのが 新藤よりさんですね。物語の冒頭では22 歳です。暴力を唯一の趣味とする新道より は関東数規模の暴力団内機会にその喧嘩の 腕を買われる。で、会長が出来人、それが 、え、この内木し子さんですね。え、大学 生です。はい。し子さんの運転主権護衛を 任されます。お嬢さん18かそこらでなん でそんなに悲しく笑う身近にいることで その商を過酷な運命に縛り数々の秘密を 知っててんてんてんということで物語は 進んでいきます。何しろですね、ちまみれ で始まってで、ずっとちなまぐ暴力全開の 展開でそのまんまちミドロのラストへと なれ込んでいきます。さらにここにもあり ますけれども血が逆量するような描写と 大胆な仕掛けで見せる。この確かに最初 読んだ時、え、あれ気づかなかったです。 あ、なるほどなって2回目ちょっと 読み返してあの納得しました。この仕掛け に関してはうん、日本語表記の方がもしか したら気づきにくい効果的なのかなって ちょっとそんな気もしました。バヤという のはどういうことかって私は知らなかった んですけれどもスラブの民和やおぎ話に出 てくる魔女 ロー婆の姿をした魔女のことなんだそう です。鳥の足の上に立つ小屋に住んでいる らしいです。人を食べたりもしますけど、 その悪いばかりではない。ま、とにかく 大きな力を持ったのがバヤという、ま、 スラブでよく知られている、え、魔女なん だそうですね。その暴力にまみれたお話の 最後2人どうなっていくんだろうってもう その最終賞を読んで もう1回読んで閉じて本当に涙が出ました 。それもねしみしみ感動してうんて流す涙 じゃないんですよ。なんだろう。不にどっ かにこうぐんと突き刺さってきて、もう エぐえぐ泣いちゃうようなそんな感じでし た。うん。それなぜ私がそんな心の動きに なったのか、それをこうちゃんとうまく 言語化できる能力が私にあれば私は作家に なりたい。できないのでずっと読者でい ますけれどとか大きく心を掴まれた。 うん。いい出会いになりました。私は好き な作品です。こんな暴力いっぱいの話を私 好きでいいのかなって思ってる自分もい ます。それでいながらですね、 こういう暴力のお話を以前にも読んだなと いうことで、これは随分前のものなんです けれども、私の本棚の隅から引っ張り出し て本当20年ぶりぐらいに読み返しました 。実は好きなんです。花村満月さんの笑う 山崎。これはですね、もう初犯が平成10 年ですからね、1998年の作品ですから 、もう随分前のものになりますが、冷国 無比の極道、牧堂と書いてルビーはヤザと 振ってあります。山崎や男ではあるが得意 なカリスマ性を持つ彼が見せる極限の暴力 と上気を意した愛とは という話なんですね。ずっと暴力です。 唐突な理不尽な情け容赦ない暴力が続き ます。ま、特にですね、女性の暴力が広い ですね。安男っていう言葉と愛ってどう いう意味?って実際や男ってあのもう1度 引き直したりもしましたね。私なぜこの 小説に引かれるんだろう。 ずっと 本棚の隅に置いてるんだろう。なぜかって いうことを言語化できたら作家になりたい です。ならない、なれないんで読者です けど、 お話だから 楽しめちゃう自分がいるのかな。そんな こと言っていいのかなってちょっと思い ながらご紹介しました。で、この後書きに 花村満月さんが疑事家族という言葉を出し てらっしゃるんですね。このヤザ組織って いうのは親分古分親の命令をもう古分が 必ず従う逆らうことはできないってその 疑似家族で成り立ってる組織だっていう 描写があってああなるほどなって思って それを頭の隅に置きながら続いて読んだの はこれはね仕事のために読んだ資料として 読んだ2冊なんですね吉田豊かさんの日本 軍兵士。そしてこれがその続編になります ね。俗日本軍兵士。これがどんな本かって 言いますと、兵士の目線から描く戦争の 現実ということですね。ま、テーマが暴力 って言いましたけど、国家が暴力をね、 行使させる場ですからね。軍の組織から 行って頂点にいるのは管理職である商候と その中間管理職として歌詞観がいて底辺に いて命令に従うだけの最大多数の存在が 兵士ですね。どのくらい最大多数かって 言うと、配線時で陸軍の88%、海軍の、 え、66%が兵士という命令に従うだけの 存在という人たちでした。選曲が悪化する 中、敗戦に近づく中でAという人たちもう 大多数の国民ですがどんな体験をしたかと いうことがあの描かれています。310万 人に及ぶ日本人犠牲者を出した詐欺の対戦 実はその9割が1944年以降と推算さ れると。1944年どんな年かっていうと ヨーロッパではノルマンディ上陸作戦が 行われマリア沖の回線で日本軍は空母と そして航空機のほとんど失いました マリアナというそのとても重要な拠点を 失ったことでそこから日本全度への空爆が 可能になったんですね。年の暮れには マリアナ基地からの東京空爆が行われてい ます。その本によると1944年から終戦 までっていうのはすでに配線必死の状況の 中で戦いを続けた絶望的光戦器という風に 言われているそうです。そんな中でその 兵士の目線立ち位から この戦争の実態を負うというのがこの本 です。非常に高い餓子率食料の補給がなく て現場で調達しなきゃいけなくてで食料が 手に入らず死んでしまう。そして30万人 を超えた怪物士。これは船が沈没すること で亡くなった人たちが30万人もいたんだ そうです。そして戦場での自殺、戦場で 自ら命を立つものがいた。あるいは処置。 この処置という言葉何かって言うと、 傷ついたり、その嫌に倒れたりしてもう ついていけない、連れてもいけない人たち に最後に毒を渡す、あるいはもう軍意が 駐射をするとか、主榴弾を渡すとか、 そして特攻も行われた。後半になるとこう やって兵がどんどんしていくので新しく 徴収 しなきゃいけないわけですよね。今までだ と長平検査にパスできなかった人たちも 大勢に送られるようになるんです。身体 あるいは精神的に障害がある人も送られる ようになった。45歳だったかな?上限 うん。ぐらいまでの人ももう送られるよう になった。そういう人たちは戦場では弱い ですよね。餓死だったりついていけなかっ たりっていうことでのなくなっていった。 さらにですよ、物資が結望してるので、靴 を作るための皮も不足していたんだそう です。サメ側の靴っていうのは支給された んだそうです。水も染みるし、すぐダメに なってちゃんと歩くこともできなくなって それが原因でなくなる人もいたと。これが 戦争の現実なんだなということが多く語ら れています。さらに私ね、1番あのうんと 思ったのは先ほど 疑似家族という言葉出てきましたけれども その戦前下調整の中で弱いものプラス漏れ なく女性はひどい目に合うんですよ。 ひどい目に合うっていうかちゃんとうん グーしてもらえないんですよね。今のよう にはね。知的制裁までもなんかいじめの ようなことがもう行われていてそれもこう なんか目認されていてそのために命を 落とす人も少なくなかったそうです。簡単 気持ちになりますね。暴力のお話を続けて 読んで思ったんですけれども、ある1つの 価値観に縛られたこう役割をこう絶対に こうプリ当られる疑似家族が社会的にこう 風として被せられたらどんなに生き苦しい だろうと。あの、さっきも言いました けれど、バヤの2人の関係性って何とも 言葉ではこう当てはめられないものなん ですよね。性別だったり人種だったり国籍 、ま、あらゆるものを超えてもう関係なく 繋がれていける何かだから家族じゃなくて もいいんです。その何かっていうのがね、 これから生まれてきたらいいなあなんて いうことをんこう続けて読んで、え、うん 。強く、え、感じさせられました。考え させられました。全然関係ないような本 ですけれども、読書って面白いですね。 あの、その時に関心の向いたことで今まで 考えなかったようなことを考えさせて もらえるといういい出会いでした。という ことで、え、はい、今回はこの4冊ご紹介 いたしました。いかがでしたでしょうか? また次にどんな本と出会えるのか楽しみ です。ありがとうございました。 [音楽]

今回ご紹介するのはこちらの4冊です

#ババヤガの夜
#笑う山崎
#日本軍兵士
#続日本軍兵士

テーマは暴力・・・
是非お手に取ってみてください。

#読書 #おすすめ

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6件のコメント

  1. 私もババヤガの夜を読んで宮崎さんと全く同じ体験をしました…!説明の出来ない涙が体から湧き出てきて全く不思議な読書体験でした。

  2. このようなテーマ、なかなか言葉にできないですよねぇ
    でも宮崎さんの言いたい感じ伝わってきます
    ババヤガの夜、自分も読んでみようと思います📖

  3. 『ババヤガの夜』のご紹介ありがとうございます! 最後の章を二度読まれたという宮崎さん😭。感情をゆさぶられたということがすごく伝わってくるお話、嬉しかったです。これからも(小社の本でなくとも)本紹介、楽しみにしております!
    (コメント欄で取り急ぎのご連絡、大変不躾で恐縮ですが御礼まで失礼いたします)

  4. 宮崎さん、スタッフの方、アップロードお疲れ様です。

    今回もおもしろそうな本の紹介をありがとうございます。
    『日本軍兵士』は読むのに少し勇気が必要そうなので、すぐには読めないかもしれませんがとても気になりました。

    また次回の動画もたのしみにしております。

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