YOASOBI
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 三谷幸喜氏(64)が脚本を手掛けるフジテレビ“水10”「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(10月1日スタート、水曜後10・00)の主題歌を音楽ユニット「YOASOBI」が担当することが21日、明らかになった。

 三谷氏は同作で25年ぶりにゴールデン・プライム帯(午後7~11時)の民放連続ドラマの脚本を担当する。稀代のヒットメーカーが手掛ける作品とあって、大きな注目を集めている。

 1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇。三谷氏の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリーで、主演は菅田将暉、共演は二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波らと豪華キャストが顔を揃えた。

 YOASOBIが提供するのは、書き下ろし楽曲「劇上」(げきじょう)。連続ドラマへの楽曲提供は初。

 ドラマ作品と真摯に向き合い、“この世界は舞台であって、人間はみんな役者である”というテーマを軸に紡がれた一曲。

 10月1日に結成6年を迎えるYOASOBIにとって初の試みとなる、コンポーザー・Ayaseのボーカル参加も実現。YOASOBIの“いま”を詰め込んだ、新たな挑戦にして特別な楽曲に仕上がっている。

 この日、都内で行われた第1話完成披露試写会で発表され、YOASOBIがビデオメッセージを寄せた。「今の僕にできる全てを注ぎ込んで作りました。考えて本当に真正面からぶつかって、僕としては非常に自信のある満足のいく作品ができたなっていう風に思っておりますので、ぜひドラマと一緒に楽しんでいただけたらなと思います」。菅田は「うれしいですし、感謝しかないです」と笑顔。撮影現場を訪れたボーカルのikuraから、昼食の差し入れもあったという。

 三谷氏も楽曲を聴いたときは「感動しました」と回顧。「素晴らしい曲で詩がグッとくる。僕ら演劇をやってる人間からしたら、たまらないような曲ですね」と大絶賛した。

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