ローラ・タン、『私たちの青い夏』シーズン3より 写真:Prime Video
※この記事には『私たちの青い夏』シーズン3のネタバレが含まれています。
Prime Videoで配信中のドラマシリーズ『私たちの青い夏』の映画化が決定した。同作はシーズン3で完結予定であったが、最終話の配信開始から数時間後に映画制作が発表された。
この長編映画は、ドラマシリーズの続編であり完結編となる。映画は原作者のジェニー・ハンが監督を務め、製作総指揮のサラ・クチェルカと共同で脚本も担当する。
ハンは以前、米『ハリウッド・リポーター』のインタビューにて「シーズン3で完結します」と語っていた。しかし映画化にあたり、「ベリー(演:ローラ・タン)の旅にはまだひとつ大きな節目が残っています。それをしっかり描くなら、映画しかないと思ったんです」とコメントした。
『私たちの青い夏』 写真:Courtesy of Amazon Studios
『私たちの青い夏』シーズン3は舞台をビーチからパリへと移し、ベリーとジェレマイア(演:ギャビン・カサレーニョ)、コンラッド(演:クリストファー・ブライニー)の複雑な三角関係の行方を描いた。最終的に、ベリーはコンラッドへの未練に気づき、彼と共にいることを選ぶ。
タンはシーズン3の配信に先立ち、「物語の結末に満足しています。ベリーは少し成熟した旅路を辿っていて、より大人になったように感じました。彼女の決断からもそれが伝わってきます。撮影も、物語が展開していくのを見るのも本当に楽しかったです」と米『ハリウッド・リポーター』に語った。
映画のストーリーの詳細はまだ明かされていない。シーズン3の最終話では、原作にあるベリーの結婚式のシーンとエピローグが描かれておらず、ファンの間で話題となっていた。また、エンドロールで流れるハンのメッセージは、カズンズでのエピソードが描かれることをほのめかしている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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