キャサリン妃は、トランプ大統領とメラニア夫人を迎えるにあたり、場面ごとに異なるビューティールックを披露。エレガントでありながらも新鮮味を感じさせるそのスタイルは、いつもながら多くの称賛を集めた。
晩餐会で輝いたスモーキーアイ
Photo: WPA Pool/Getty Images
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最も印象的だったのは、ウィンザー城で開かれた晩餐会での姿。ゴールド刺繍のロングドレスに合わせたのは、洗練されたスモーキーアイ。まぶたに柔らかな陰影をのせ、上まぶたのキワに引いたブラックラインが目もとをドラマティックに引き立てる。それでも決してやりすぎず、ほどよいバランスを保っている点がキャサリン妃らしい。リップは控えめなヌードカラーで、視線を集めるのはあくまで瞳。頬にはピーチ系のチークを添え、ツヤやかなベースメイクで輝きを放っていた。
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一方のヘアは、ふんわりと大きく広がるウェーブに。ビーチを思わせるナチュラルな軽やかさに、トレンドのクリンプ風の質感をプラスし、クラシックなティアラやゴールドのハイライトとも見事に調和。上品さの中にモダンな遊び心がのぞく、キャサリン妃らしいスタイルに仕上がっていた。
ブラックリボンでまとめたセミアップスタイル
晩餐会前には、ウィンザー城のグリーンルームでアメリカ側関係者と対面。ここで披露したのは、愛用するブラックリボンでまとめたセミアップのコケットスタイル。背中に流れるゆるやかなウェーブが、夏の余韻を感じさせる軽やかさを演出した。