ワーナー・ディアンズ(2025年8月撮影)

ワーナー・ディアンズ(2025年8月撮影)





佐藤健次(2025年8月30日撮影)




【イラスト】日本代表のパシフィック・ネーションズカップ日程&結果



<ラグビー・アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ(PNC)2025:日本62-24トンガ>◇14日(日本時間15日)◇準決勝◇米コロラド州デンバー


6年ぶりの優勝を目指す日本(世界ランク13位)が、2年連続の決勝進出を決めた。準決勝でトンガ(同16位)に62-24で大勝。決勝は20日(日本時間21日)、米ソルトレークシティーで、フィジー(同9位)対カナダ(同24位)の勝者と対戦する。

8トライで勝ち切った。前半10分に速攻から、フッカー江良颯(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が先制トライ。同18分に、スクラムからNO8ファカタヴァ・アマト(リコーブラックラムズ東京)がトライを決めた。同32分にロックのワーナー・ディアンズ(ハリケーンズ)が軽やかなフットワークを披露。今大会から主将に就任した23歳が3戦連続でトライを挙げ、前半を21-19と2点リードで折り返した。

後半もSH藤原忍(東京ベイ)が攻撃をけん引。2分に、CTBディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)へのキックで追加点を演出。同14分には、自らトライを挙げた。同32分には、途中出場のフッカー佐藤健次(埼玉)が代表初トライを獲得するなどして、38点差で逃げ切った。

ディアンズ主将は「トンガ戦はいつもフィジカルな試合になる。自分たちのラグビーができた」と振り返った。前回大会は決勝でフィジーに17-41で完敗した。次戦に向けて「楽しみにしている。決勝でラグビーができるのは非常にうれしいこと。難しい対戦相手になると思うが楽しみ」と、環太平洋6カ国対抗戦の頂点を見据えた。






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