『伝説の頭 翔』
令和伝説のヤンキードラマ『伝説の頭 翔』が、7月19日より映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で配信されている。《危多漢闘(きたかんとう)》最強の巨大チーム《グランドクロス》の伝説の頭・伊集院翔(高橋文哉)となり替わっている山田達人(高橋文哉)。そんな達人の部屋で翔は、アイドル・古くさい街角のスケ番ズ(通称:街スケ)のメンバーである藤谷彩(関水渚)の誕生日に、達人が命を絶とうと目論んでいることを知り、彼を問い詰める。達人は命を絶つ理由を「人生がつまらないから」と答え、「もう限界なんです」と力なくつぶやくのだった。そんな中、金髪+ヤンキールックに戻した翔が、久しぶりにスナック喫茶・紅にやってくる。これ以上、達人に無理をさせるわけにはいかないと復帰した翔だったが、副長の大門伝助(菅生新樹)に自身の病気のことを伝えようとした瞬間、横から急にナゾの男・佐々木聖人(藤原大祐)が割って入ってきて…。
山田達人(高橋文哉)、死のうとする日をカレンダーに記し…
謎の男・佐々木聖人(藤原大祐)が、《危多漢闘(きたかんとう)》最強の巨大チーム《グランドクロス》を本気で崩すことを密かに企んでいた…。
そんな折、《グランドクロス》の伝説の頭・伊集院翔(高橋文哉)と成り代わっている山田達人(高橋文哉)の部屋で、翔と達人は、風貌が成り代わったまま話をしていた。翔は「だから、死ぬつもりなのかよ」と達人に言い、命日と書かれたカレンダーを指して、問い詰めた。達人は「僕の人生がつまらないからです。翔さんと出会ったその直前に決めたんです。僕はいじめられっ子で、不登校で、ヤンキーに踏みつけられる毎日を送っていて、この先もこんな人生が続くんじゃないかって不安に耐えられなくて…。だから、翔さんになりすましを引き受けたんです。どうせ死ぬんだから、べつにいいやって」と明かした。
その後、翔は、従来の金髪、ヤンキールックに風貌を戻し、副長の大門伝助(菅生新樹)に会い、黙っていたことがあると告げると、いきなり聖人が割り込んできて「病気のこと、ですよね?」と言い、「はじめまして。伊集院翔。僕は聖人と申します」と自己紹介した。そして「取り引きですよ。《グランドクロス》が、僕の下につくか、それとも僕に潰されるかのね」と告げ、報酬も支払うと付け加えた。《ブラッドマフィア》のボス・東城真(カマル)も取り引きに応じていて、応じない連中はそれなりに悲惨な状態になっているという。しかし、翔は拒否したが、その場で、倒れてしまった。聖人は「わかりました!これが伝説の頭(ヘッド)の今の姿です」と高笑いした。
一方、達人の部屋に、東城と聖人の秘書兼ボディーガード・茶門日高(高岸宏行)が訪れ、《グランドクロス》潰しに協力するよう、翔になりすました風貌のままだった達人に説得。さらに聖人がアイドル《古くさい街角のスケ番ズ(通称:街スケ)》の事務所のスポンサーだと知らされ、達人は驚く。「これ以上、自分を嫌いになりたくないんです。僕は元々ヤンキーが嫌いだし、翔さんのふりだって好きでやってた訳じゃない。でも、それでも、僕はついこないだまで、《グランドクロス》の仲間だったんです」と達人は訴えた。茶門は、あっさり引き上げたが、その場に残った東城は、やりとりを茶門がカメラに録画していたことを暴露した…。
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【制作・編集:All About編集部】