「Number_i」の岸優太
9月15日、3人組ユニット「Number_i」が新曲『Numbers Ur Zone』を配信リリースした。早くも注目を集めているが、岸優太のファンからは悲痛な声があがっているようで──。
同曲は、9月22日にリリースするNumber_iの2枚めのフルアルバム『No.II』の収録曲で、先行配信された。
「激しいラップとテンポの速いメロディが特徴的。15日からNumber_iの公式YouTubeチャンネルでミュージックビデオも公開され、3人の振り付けも注目を集めています。Number_iはこのアルバムを引っさげて、10月から12月にかけて全国ツアーを開催します」(スポーツ紙記者)
YouTubeで公開されたミュージックビデオは、9月17日昼時点で460万回再生を超え、早くも高い反響を見せている。ただ、リリース直後からXでは、
《岸くんの何種類もある歌声っていつ聞けるの?》
《 岸くんのきれいな歌声どこ行ったー???》
《欲を言えば、もう少し岸くんのメロディアスな歌声が聴きたいなって……》
など、岸の歌に対する悲痛な声が聞かれているのだ。
「King & Prince(以下、キンプリ)時代、岸さんは音域が広く、伸びのある高音の歌声がファンから好評でした。ただ、Number_iはヒップホップ調の楽曲が多いため、以前からSNSでは『岸くんの強みが発揮されてない』というファンの声も散見されていたのです。
今回の曲は、岸さんの低音でのラップが好評ですが、やはり彼のきれいな歌声を聞きたい人も多いようです。8月に配信された『未確認領域』では、岸さんが高音で歌いあげるパートがあったため、よりそうした歌が求められたのだと思われます」(芸能記者)
岸は、平野紫耀、神宮寺勇太とともに2023年にキンプリを脱退し、Number_iとして活躍の幅を広げている。キンプリ脱退から2年が経つが、“課題” も浮き彫りになっているという。
「Number_iはテンポが速く、低音のラップ調の曲が多いためか、SNSでは『歌詞が聞き取れない』という意見もあがっていました。今回の曲も、そうした印象を受ける人もいたようです。3人の古巣であるキンプリは当初、デビュー曲の『シンデレラガール』を筆頭に “王道アイドル” として認知されたものの、ヒップホップ調の『ichiban』や『Magic Touch』などで楽曲の幅を広げていきました。
Number_iも、2024年4月にはバラード調の楽曲『Blow Your Cover』をリリースし、ファンからも好評でした。今後、岸さんはもちろん、3人の持ち味が発揮されたラップ以外の曲も増えるかもしれません」(前出・芸能記者)
岸の歌は、たくさんの人を魅了する可能性を秘めているはずだ。