柴田理恵
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女優の柴田理恵(66)が17日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。憧れの大女優について語った。
柴田は10月10日から始まる舞台「大誘拐」に出演する。昨年に続く再演で、俳優の中山優馬、風間杜夫、女優の白石加代子と共演する。
司会の黒柳徹子が「白石さん面白いでしょう」と話を振ると「面白いですよ、かっこいいですよ。空気が動くんですよね、なんか」と声を弾ませた。「こうすっと立っただけで、ここらじゅうの空気がぐわーって動くような、物凄いお声で。かっこいいです。大好きなんです」とも続けた。
憧れの人だったと言われ、「はい」と明言。「私が高校3年の時に、私は富山県の八尾町っていうところの生まれなんですけれども、そのもっともっと山奥に行くと、利賀村っていう村があるんです。そこは合掌造りの村で、白石さんがその当時いらした早稲田小劇場っていうのが、合掌造りの劇場で公演なさるっていうふうになって」と回顧。
見に行くと「物凄くてですね。ピーンと張りつめた空気で。その時ギリシャ悲劇なさったんですけれども、いやもう凄い迫力で。合掌造りのシーンとしたところの中で、イヤーってやられて。こんな芝居があるのかと、凄くて凄くて」と衝撃を受けたという。
「その時には私はもう、とても高貴なお姫さまのように見えまして。ああ凄い、こんな素敵人がいるんだ。こりゃあやっぱり東京に行かんとあかんと思いまして。それで東京に出てきたんです」と打ち明けた。
白石にもそのことを伝えたと言い「あらまあ、うれしいわっておっしゃってました」と目を細めた。
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