井上剛監督『アフター・ザ・クエイク』INTERVIEW
[拍手] [音楽] [拍手] えっとね、思いとしてはあの劇場でもって いうのはありましたけど、最終的には、ま 、どういう風にやっていこうかっていうの は色々競技の末そうなりました。できたら あの劇場でもできたらいいよねっていう話 はなんかしておりました。 ま、そうなるか全然わかんなかったですけど、ドラマ取ってる時は。 いや、難しいだろうなあって、あの、もちろんあの、他の作品も拝見してますから [音楽] 本当に人筋じゃではいかないだろうなって思ってました。で、 1 つになるでやっぱいかないなと思からやってます。 だけだけで最初からそういうことを狙ってやってるわけじゃなくて、大本さんとは僕、あの、自分でドラマのプロデューサーもやってもらったんですよ。数年前に、 [音楽] 2年ぐらい前 拾われた男というディズニーでやったやつを 彼がプロデューサーでただあのその時はそんなに彼実は西の出身なんですけど、そういう話はあんましてなかったんですよ、現場で。 [音楽] で、2023年ぐらい、今から2 年ぐらい前にこの企画が立ち上がるっていうか、こういうのやりたいって思ってる時に相談したのが山本さんで、 あの、神戸を舞台にしてまたちょっと何かをやりたいんだけど、え、今まではちょっと別のプロデューサーとずっとあの太っていうプロデューサーとその町の子供であるとか、そんな以前のやつも色々手がけてきたんですけど、なんか違う人も入れて企画を揉んでみたいと思って山本さんに相談したんですよ。 [音楽] そしたら彼から、えっと、村上さんのこの 本どうですかって来て、えって思った、 えっと思ったっていうのはこの本って実は その町の子供を作る時に作る作り方に悩ん でた時にちょっと参考にしていた 原ったんですよ。 だから、え、マジかみたいな感じで、でも多分難しいよなと思って、いや、難しかったんですけど、だけどなんかちょこれは調、なんか何かの縁があるような気がして調整しなきゃとれでもう 1回15 年ぶりに原作読み直してそしたらなんというかなこれを現代にもう 1 回現代の人にというか自分を含めてですけど問いかけるような何かないだろうか見を探 して自分たちなりに問っていう解釈を加えて脚変えたんですよね。 ま、だ、例えば自系列を変えてみたい というような工夫、工夫というか やって何がおかべ上がってくるだろうっていうあの原作を例えば第 2 章のアイロンのある風景とがあるんですけど、あの原作は 95年のまま書かれて95 年とか設定で書かれてますけどそれを 2011 年僕たちを聞かれてやってますけど、そうするとこう原作の見え方というかフォーカスのされていくところもちょっと違ってくるなと思 で、俺はもしかしたら面白いかなんて言って、そういう感じで始まっていったんですよね。 うん。 いや、みんなで選ぶ、ま、もちろん僕の意見とか割と尊重していただけるんですけど、 そうすね。でも最初から岡田さんにしたいなっていう風に僕からも言ってたし。うん。 そうですね。なんかそしてなんかみんながあまり普段の うん。なんて言うんですかね。普段のテキストじゃないから持たされてる客がね。 うん。 なんかこう違う面が見れてる気がしますけどね。つもと 多分テレビはやっぱ毎週土曜日にこう放送して 45分が続いていくから 1個ずつやっぱ見てると思うんですよね。 うん。 だから本当は連なんですけれど、やっぱ何が繋がっているかっていうとこまでは多分みんなそこまであの体感できないと思うけど、やっぱ映画 1 本に繋がっていってるんでさっき言った自象が自系列がこう うん。 進んでいくみたいなこととかの進み具合いとかを 体感していってもらったりするのはうん。 映画の方が圧倒的に深いと思いますね。 っていうのともう1 個ア二ザクエクって言ってこう自信だけは扱っているわけではなくて人の心の揺れみたいなの扱ってんですけどそれなんでかと言うとあの原作にあるあのあると思うんですけども当然その感謝大震災という地下のお話 [音楽] 地震だから地下で起きたのともう 1個同じ時期に地下鉄事件がうん それの地下でも起きた人間の人間が起こしたなんか闇みた みたいなことだと思うんですけど、それが同時期にあったから多分村上さんはそれを 2 つをぶっと掴んで何かああいう形にして思うところあって小説を書かれたと思うんですけどうん。 なんだろうな。ドラマではね、実はそこまで人間の無意識みたいなこととか意識にこう降りてきますみたいな ことを強くは訴えてないんですけど映画はより深く地下に潜ってったり夢であるとかなんて言うんですかね。 え、世界戦が変わるとか浩さんで行くと自分の 30年前 のでもリアルではないんだけどもちろん自分が作り出したことかもしれないです。 世界線の中に入ってて自分が起き忘れてきたものだとあるとか後悔とかなんかこうそういうものをなんか思い返していくって人の心の中にこう深く沈んでいくみたいなことは映画の方がより体感できるという気が しますね。 うん。 全ての作品に対して何もなんかそういう風にあのもうなんか手を離れたっていうおっしゃって本当に あの関わって来られない人なのでうん。 なんかそんなにそうなんですか?うん。あの、気になってないわけではもちろんな、あの、そういうものなんだろうなと思ってますから。 うん。 大友さんとはも長いので、あの、な、何て言うんですかね?多分普通の音楽の作り方とはちょっとやっぱ 2 人ともちょっと違うのかもしれないですね。 だから先にアプローチは違うんですけど、 今回で行くといろんなことをこう喋ま ねじ巻きりももちろんありますけどどう いう風にやっていこうかっていう話は当然 するんですけど色々はもちろん話すんです けれどなんかきっかけはもしかしたら第3 話で3章で大地君がグランドで踊りまくる と思うんですよ。で、あの、あれは富士の 5殿場っていうとこすごいこう、 あんまり周りの民間のないところでグランドで撮ってるんですけど、夜中。ただ踊らなきゃいけないんで、すごい僕も悩んだんですよ。 これどういう風に本当に自分で踊りたくなってそして踊りくるって最後いなんて言うですかね燃いつく燃い尽きるぐらいまでいける感 ではと思いついて友さんにちょっとその日開いてませんつってでアンプとギターとなんかスピーカー止まってきてもらってそこでコン音でかけて即興でやったんですよね即興でだから何をやるかわからないとあのもちろ いろんな打ち合わせを2人とやってんです けど、大一君も自分が踊る気になるまで 踊らない、動かない。だんだんだんだん 動いてって、だんだんだんだん動いてって で、音があって、あれは消えてまたみたい なみたいなことからなんかでやってたん ですよ。 そしたらあの曲ができて、そのまま実はペでも使ってんですけど、曲自体は、ま、さらに編集したりはしてますけど、で、そこで 1つモチーフが作れたと思うんですよね。 それでこの映画のなんというか、あ、こういう感じか、こういうテストかっていうのをお供さんなりに掴んでいただいて、そこから音楽も作曲に入ったです。 分かんけどで、多分なんか 1 つ鉱脈がなんか見えたんじゃないかなと思うんですけど、その後作っていく時のプランニングとかを含めて すごいですね。 なんかすごいですね、それ。 そうですよね。だからあんまやらないやり方ですよね。 うん。 やっぱその慣れ下死んでる間だからでき それはあると思う感じですよね。 それはあると思うですね。 あのうん。無茶、無茶を言ってるつもりはま、ないんですけど、向こうもやっぱ楽しいで、あ、 それはいいねって言って、 やっぱりそれで直に掴んだ方が、ま、この場合は良かったのかもしれないなと思うんですけどね。やり映画はやっぱりなんて言うんですかね、全く別物だなって思いますよね。 あの、テレントとか全くとは言わないけど、同じ映像ではあるんだけれども、 やっぱ見るところが違うし、やっぱり映画館という うん。 ところで多くの人が集まって見てで何か持ち帰ったっていう 空間なので テレビとか配信とはやっぱり違うん なあという風には思いますね。 で、で、かつその なんでこれを映画にしたかったかという 思いでいくとその町の子供もそうだったん ですけど、ま、あれはたまたま本当に ドラマがおかげ様で好評でやっぱり 残欲しい言われたんで、言われたとかそう いう声もあったので映画にしたんですけど 、そしてそそっから今15年経ったんです けど、毎年実はかけてもらってるんですよ 、関西で。 で、その声を聞くだ。あ、やっぱり、え、こんなに人の気持ちは変化する、あるいは変化しないとか新しく見る人もまだ未だに色々いて うん。 で、前から見た人とも意見が違う、感情も違うてなんか毎年それを確認しに行ってるですね。 あ、 で、そんなことできんの多分映画だけなって気が うん。 するんです。 あ、こうやって残ってくんだっていうなんか残ってく映画の良さというのもすごくこうありがたいことにいてどんな感じであるんですか?毎年同じ劇場で [音楽] 同じ劇場でいろんな人が来るんですけどでもずっと初回から見てますって人もいればうん。 初めて見に来ましたって人もいれば東北から見に来るって人もいる。 このも登壇されたりですね。 ああ。 で、これからあれ、あの映画ご覧になったかわかんないけど、あの、街を歩く話なんですよね。夜中に町を。 はい。 これからみんなで歩い、歩きに行きますって人たちもいるんですよ。 あ、里さんとさん、森山君が歩いた道をこのまま歩いてきますとかっていうのに行われて、 そういうのってやっぱ映画じゃないと うん。 映画があったからそういう風になっているというか うん。 テレビドラマとかそこまでやっぱいかないですね。そうですね。 と思うとやっぱりちょっとスケールが違う。 うん。けるという大きさって意味じゃなくて、なんというか、届く範囲とまたちょっと違う震度が違うなと思うのでうん。 そういうものをやっぱ映画の映画には期待したくなりますね。うん。 だ、今回の映画にしたい理由はやっぱり何か感じてもらってなんか残ってこれでこの映画をネタに話すだけでもいいと思うんですけど、 あのなんかこうそういったことがこう受け継がれてくといいなと思ったりしますけどね。あのトンネル最後出てきたトンネルは 神戸のトンネルなんですけどあれが神戸の山から海まで繋がってるトンネルがあって 普段撮影なんかできるんですか?そ やってんですよ。 あ、へえ。ちょっと会放して、 え、神戸が貸して、 あ、くれくれてるんですけれど、 ちょっと独特な、 めちゃくちゃ独特です。とてもやっぱ土を運んでたんで、 ああ、 ものすごくこうでっかいトンネルでそこに行くとね、今回だから第 1話が95 年の神戸から始まった震災の話から始まって 4話であのトンネルに行くのでうん。あ、 そしてそのトンネルというのは地下だ。 まさに地震のようなとこに行ってるわけで なかなかなものを感じました。自分で で真っ暗なんですよ。本当にうん。あの、 ま、もちろん撮影体がいるから照明はあり ますけど、その照明のエリアからちょっと でも離れると本当の闇でそして何キg も続いてるからちょっとはぐれたりすると はい。もう戻ってこれないていうぐらいの 本当に怖い 闇ていっぱいには解放してないです。してないですよね。あ、やっぱり役者がみんなね、ものすごく難しいみんなやってるんで、どうやってその役に近づいていくかっていう苦労みんなされたので色々ありますけどね。そう。うん。なんだろうな。なんだろうな。でも前なんだろうな。 [音楽] あの、一応にみんな難しいってでも 1番この人が 1 番あれですよね。他の人たちはみんな人間を相手にして揺れているように うん。 悩んでいるお話なんだけど佐藤浩司さんはね、別の生き物との大使なので あと自分の頭のあれもあるから そう の大事なのでそれをこうお話ししてこうあのそういう役をお願いしててすいません。 いや、大丈夫だ。俺は1人芝居がうまい から。 って言って、いや、確かに1人芝居いに なるんです。自分で受け止めていかなきゃ いけない役だ。あ、確かにそうだなとは 思ったんですけど、終わってみたら やっぱりいつもより3倍疲れたって言って ました。で、それなんでかというとカエル 君の声はのんちゃんにやってもらってるん ですけどのんさんの声を事前に客本がある からそれ読んでもらったのをこちさんだと か聞かせてです。 海賊の中にいる人とかはい。 でも実際にはそれの声では芝居できないから ただ読んでるだけなんで ただ読んでるなとかやっぱり 芝居ではない横にちゃんと芝居する女性がいるんですよ。 月名さんという弾薬の人がおいて、 この人と実際にこた現場で芝居してもらうだけどその女性とカエル君がまずコンビネーション合わなきゃいけない。 あ、 あのギャーっという声を出し時にギャってやってなかったらこっちどっちを信用していいかわかんなくなるから一体になってないといけないんですよ。この 2 人のままずそれにまず大変あの大変っていうのが 1つとでじゃ終えましたとか編集します。 編集してやつを今度はのんちゃんに見せるんですよ。で、のんちゃんが芝居するんですよ。あの、マイクが置いた。もう 1 回だから芝居してもらって全部取り直して声を声で当ててるっていう。うん。 [音楽] だから大変ですよね。 うん。 たくさんいるってことですね。変です。サクさんがいて声優がいて声優がいたです。 そうです。え、何回も取り直している。え、そうですね。 だからそういう意味もあって 3倍疲れた。 ああ、なるほど。 うん。なんかあのでもみんなに関わるお話ではあると思うんです。あの本当に 1995 年の阪神王子大震災の時はなんていうか、その神戸とか阪神地区だけの災害のように当時僕も思ってたんですよね。どっかすごいことが起きたんだけれど。 [音楽] けどその後もうそういうことは起きないと 思ってたらその10年後、15年後にあの 東日本大震災が起きたりね、最近だとノト があったり、熊本の地震があったり、 いろんなとこで各地で地震だけじゃなくて 毎年のように災害も起きてなんかだんだん 人一人一言ではなくなってきて るっていうのは多分皆さんも感じてると 思うんですけどそん中でこうそういうもの にやっぱりそうは言ってもっても大きな ことなのでやっぱ人の心ってそういうもの に作業されたり揺れたりすると思うんです よね。で、その揺れをの中のいくつかを 取り出したらこういう人たちのお話になっ てるけれど、なんか想像してもらって自分 の物語っていうのもあるような気がするん ですよね。この今4 つしか並んでませんけど、 4 つの間の中のどこかなのかもしれないし、 その横かもしれないし、その後かもしれないし、っていう自分たちの物語なんかあるような気がするんですよね。で、あと描いてるのは心の話なので、なんかそうですね、この先、あの、この間の 30 年を描いたんですけれども、なんかこの先ももちろん人生は皆さんいていく。うん。 なんかそういうとにかく感じ取ってもらい たいというか、 この先のピースに自分の物語あるような イメージで見てもらったら何かを感じ取っ てもらえるんじゃないかなと思います。 分かりました。と
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▶村上春樹の短編集『神の子どもたちはみな踊る』(新潮文庫刊)に収録された四つの短編をベースに、オリジナルの設定を交えて映像化。2025年4月にNHKで放送されたドラマ『地震のあとで』に新たなシーンを加えた劇場公開版。今までに『あまちゃん』などの話題作を手がけてきた井上剛監督に撮影エピソードを訊いた。
★『アフター・ザ・クエイク』
2025年10月3日(金) より、ミッドランドスクエア シネマほかROADSHOW
公式サイト
https://www.bitters.co.jp/ATQ/
