2025年8月30日(土)と31日(日)に、リアルイベント『QuizKnockフェス 2025 〜クイズも謎もトける夏〜』が開催された。
QuizKnockメンバーと直接クイズ対決ができる『クイズサバイバル』や、『動画形式クイズー15問タイムアタックー』、『館内周遊謎解きスタンプラリー』など、多くのコンテンツが用意されており、会場はクイズや謎解きに挑む来場者の熱気であふれていた。
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QuizKnockの「あの企画」に参加できる!?魅力たっぷりフロアコンテンツ
スマホで挑戦!『動画形式クイズー15問タイムアタックー』
『動画形式クイズー15問タイムアタックー』は、QuizKnockの過去動画で行った形式の新作問題15問に挑戦できるコンテンツ。
動画内のQuizKnockメンバーのタイムよりも早く解けた人にはオリジナルグッズがプレゼントされるのもあってか、会場の中では、参加者たちがスマートフォンを使い、黙々と真剣に問題を解いていたのが印象的だ。
あの人気動画を再現!『麻雀サロン「Q」』
『麻雀サロン「Q」』では、QuizKnockの過去動画に登場した「偉人麻雀」「漢字麻雀」「国旗麻雀」を実際にプレイできた。
「漢字麻雀」の卓では、動画内で実際に出てきた「A」やメンバーの名前でもある「河」や「福」のほか、本物の麻雀で使われている「中」が混ざっているなど、メンバーが行っていた「漢字麻雀」をそのまま体験できるようになっており、QuizKnockファンにとってはテンションが上がるコンテンツとなっていた。
ふくらPを超えられるか?『テーブル謎解き「スコアアタック」』
『テーブル謎解き「スコアアタック」』は、タブレットといくつかのアイテムを使用する、卓上謎解き。全部で50問の問題が用意されており、20分の制限時間内に何問解けるか挑戦する。
ひとりでストイックに謎解きをする人から、友人や家族たちとワイワイ考えるテーブルまであり、各々の楽しみ方ができるようになっていた。
ホワイトボードには、ふくらPが挑戦した際の記録が書いてあったが、その記録を上回る人たちも。
NazoLockが制作!『館内周遊謎解き「スタンプラリー」』
『館内周遊謎解き「スタンプラリー」』は、フェス会場を回ってスタンプを集めながら、謎解きをしていくコンテンツ。
謎解きは3段階に分かれており、最初にもらえるキットに載っている謎とスタンプを組み合わせて謎を解いていくと、次のステップに進むことができる。
特製のクリアファイルと共に、会場のあらゆるところで謎解きに励む参加者の姿が見られた。
伊沢&河村と本気対決! 大人気企画『クイズサバイバル』
今回のフェスの目玉企画ともいえるのが、『100人でQuizKnockを倒せ!クイズサバイバル』。
挑戦者は、QuizKnockメンバーが持っているライフ200ポイントを、全10問終了までに0にすることができると勝利。しかし、ボタンを押せるのはQuizKnockメンバーのみで、ボタンが押された段階で、QuizKnockメンバーと挑戦者がいっせいにボードで解答する。
正解者の数だけ、QuizKnockメンバーのライフポイントが減り、QuizKnockメンバーが誤答した場合はさらに50ポイント減少する。全10問のうち、最後の1問のジャンルは、メンバーが指定したものとなっている。
フェスの1日目は、伊沢拓司と河村拓哉が、挑戦者とクイズ対決を実施。最後の1問のジャンルは、伊沢が「オールジャンル」、河村が「赤ちゃん」を指定した。
【オレンジステージ】伊沢とクイズ対決「やれんのか!? 俺と!」
オレンジステージで開催された『クイズサバイバル』では、伊沢と挑戦者による戦いが行われた。
MCを務める高松慶の紹介により登場した伊沢は、さっそくステージを降り、客席を「やれんのか!? 俺と!」と煽る。
例題でイベントの流れを確認し終わると、「コツ、教えてあげようか?」とこぼす伊沢だったが、「おい、いらねえよ、だろ! 戦うんだぞ、今から俺たち!」と再び挑戦者たちを煽り、高松に「プロレスしに来たわけじゃないんだから(笑)」とツッコまれる場面も。
MC:高松慶(QuizKnock)
直前まで開催されていた『WHAT』で母校・開成高校の後輩が優勝したこともあり、伊沢が「やるしかないっしょ。俺がやっぱりクイズ王ってことを見せつけないと」と意気込みを語って始まった。
挑戦者が掲げるボードを見ながらコメントをして、会場を盛り上げる伊沢だが、4問目にして残りライフポイントが2桁に。
メガネをかけて気合いを入れ直した伊沢の押しが早くなるも、挑戦者たちはクイズプレイヤー顔負けの実力で食らいついていった。
【ブルーステージ】河村とクイズ対決「赤ちゃんが思ったより育った」
ブルーステージでは、MCを志賀玲太が務め、河村と挑戦者が対決。マンパワーで正解者を数えている間、1問ずつ河村と志賀がクイズにまつわる解説を行っていた。
1問目、2問目と正解者が少なく、ライフポイントに余裕があった河村だが、3問目で一気にポイントが減少。
これからの戦い方として、河村が「めっちゃ早く押して、がんばるしかない」と話したのに対し、「じゃあ、そのかたちで」と志賀が進行しようとすると、「会議じゃねえんだぞ!」と返され、会場が笑いに包まれる一幕もあった。
MC:志賀玲太(QuizKnock)
その後、河村が攻めの押しを見せるも誤答してしまい、“意地とプライドとルール整備のため”に残り5問をかけた戦いがスタート。
自身が指定したジャンル「赤ちゃん」にまつわるクイズが出題される際には、河村が「ジャンルを指定したときから、赤ちゃんが思ったより育ってしまったので不安」とこぼしながらの対決となった(※)。
※河村は2024年6月に第一子が誕生、2025年4月まで育休を取得していた
伊沢と河村がそれぞれのプレイスタイルを見せた1日目の『クイズサバイバル』だったが、どちらの対決でも共通していたのが、挑戦者の強さ。
伊沢や河村が誤答した問題でも、正解者が0人の問題はなく、QuizKnockメンバーに引けを取らない挑戦者のクイズ力の高さが印象に残る戦いとなっていた。
物販エリアでは、QuizKnock発の通販サイト『QurioStore』のグッズも販売された