取材会を行った永尾柚乃(左)と安達祐実
2日に最終回を迎えるテレビ朝日系のドラマ「誘拐の日」(火曜午後9時)に出演する子役の永尾柚乃(8)と女優・安達祐実(43)が1日、東京都内の同局で取材会を行った。
俳優・斎藤工(43)演じる主人公・政宗と、永尾演じる天才少女・凛の疑似親子が犯人捜しと逃亡劇を繰り広げる、巻き込まれ型ヒューマンミステリー。安達は政宗の妻・汐里を演じ、凛とバチバチな関係。永尾と安達の新旧天才子役共演が放送前から話題になっていた。
互いの印象を聞かれると、安達は次女が永尾と同学年ということもあってか「柚乃ちゃんは不思議。どうしたらこんな感じに育つんだろう。大人と話している感じだけど、あどけなさもあって、子役では見たことがないタイプ」。一方、永尾は「すごく美しいじゃないですか。目で演技したり、手で演技したり、全部で演技したりすごいなと思う。すごく勉強させていただいています」と目を輝かせた。
子役から長年、第一線で活躍する安達。永尾へのアドバイスを求められると「柚乃ちゃんにはアドバイスが必要ない。そのままでいてほしい。雑音に悩まされずにそのまま伸ばしてもらったら素敵だなと思う。心身共に健康にいることがすごく大事。いつでも辞めたければ辞めてもいい気楽さを持ってくれたらうれしい」。永尾は「ありがとうござます。勉強になりました」と恐縮した。
最終回の見どころを聞かれると、安達は「柚乃ちゃんとのバチバチな様子と、それぞれの人々の思いを見届けていただけたら」、永尾も「まだいろんなことも起きて巻き込まれると思うので、いっぱい巻き込まれてもらって、入り込んでもらいたい」とそれぞれアピールした。