土屋アンナ
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女優でモデルの土屋アンナ(41)が5日に配信されたABEMA「ダマってられない女たち」(金曜後10・00)にVTR出演。すい臓がんで闘病中の母でマネジャーを務める真弓さん(67)との奄美大島への家族旅行を明かした。
昨年6月にすい臓がんが発覚し、余命1年半を宣告された真弓さん。現在もアンナのマネジャーとして仕事を続けながら、抗がん剤治療は続けているという。発見当時、5センチだった腫瘍は3センチほどになっているといい、治療は順調。それでも「大動脈って言って非常に大切な動脈に接しているので、今の段階だと(手術は)なかなか難しい」(医師)。治療前52キロあった体重は39キロに。この1年で13キロも減ったという。
1年半と言われた余命宣告から1年が過ぎた今。真弓さんは「整理できない。アルバムとかいっぱいあって。どうするんだろう」と苦笑。「私、着物が凄いんですよ、数が。だから、それの整理もしなきゃいけないし。アンナに着付けを教えないといけない。それが私のやらなきゃいけないことのリストに入ってる」と話した。
そんな母に、アンナは「寿命とか言われちゃったら、これ残さなきゃ、これやっとかなきゃって思うじゃないですか。私それやんなくていいと思うんですよね。“周りがやります”って。ママのことだからそういうのやりそうなんですけど、“いいんだよ”って、そこはなんとかなるっしょって思うんで、今は体をケアしてって思います」と思いを明かした。
真弓さんには2つの目標があるという。アンナの第4子、6歳次女が7歳の七五三のお祝いに着物を着せること。さらに、真弓さんは「一番下の子がずっと飛行機一緒に乗ろうって言ってて。海行きたいとかって言ってたからなかなか約束をできなかったから」。
アンナは「私は海が好きで、私の元気の源を与えてみようかなって思ったんですよ。だからいつもだったら“海暑いからやだ”“日焼けするからやだ”って言うけど、今回は行こっかなって言ったんで、“あ、じゃあチケット取る”って」。家族で奄美大島への2泊3日の旅行を計画し、この8月下旬に実現したという。
真弓さんも「やっぱり人間って、目標があると頑張れる。目標なくしたらね、弱っちゃうのかな。もう楽しむことしか考えてられない。まだ死なない、と思う」と前を向いた。
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