All About ニュース編集部は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』についてアンケート調査を実施。第14週以降に出演している「演技がうまいと思う男性俳優」ランキングの1位は?(サムネイル画像出典:『あんぱん』公式Instagramより)
今田美桜さんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』は、クライマックスが近づき大きな注目を集めています。
All About ニュース編集部は8月26〜29日、全国の10〜60代の男女300人を対象に第14週以降の『あんぱん』(NHK総合)に出演している俳優について、アンケート調査を実施しました。その中から今回は、「演技がうまいと思う男性俳優」ランキングの結果を紹介します。
■2位:北村 匠海(柳井 嵩)/66票
2位に選ばれたのは北村匠海さんでした。北村さんは、漫画家・やなせたかしさんをモデルとした柳井嵩を担当しています。
嵩は主人公・のぶ(今田美桜)の幼なじみで、初期から登場しているキャラクター。内気な性格ですが、人一倍やさしく思いやりのある嵩を北村さんが丁寧に演じています。戦地を描いた壮絶な場面では、迫真の演技で戦争の悲惨な状況を表現。その後も多くの場面に登場し、数々の名場面を生み出しています。
回答者からは、「やさしい雰囲気が役に合っていて、演技に引き込まれるから」(30代女性/愛知県)、「きっとやなせさんもこんな感じだったんだろうなぁ、と実在の人物の雰囲気を思わせる仕草やそぶりが素敵」(30代女性/北海道)、「若手俳優と思えないほど重厚な芝居をするから」(30代女性/大阪府)などの意見が寄せられました。■1位:阿部 サダヲ(屋村 草吉)/98票
1位に選ばれたのは『こころ』以来の連続テレビ小説出演となる、阿部サダヲさんでした。阿部さんが演じるのは、風来坊のパン職人・屋村草吉。のぶと嵩に大きな影響を与える人物です。
毒舌で自由な性格の屋村はパン職人として一流の腕を持ち、あんぱんを通して多くの人々を笑顔にする役。定番となった、のぶの祖父・釜次(吉田鋼太郎)との掛け合いも好評で、視聴者から愛されるキャラクターを阿部さんがさすがの演技力で表現しています。しばらく姿を見せなかった屋村ですが、第111回の放送でまさかの再登場。SNSで大きな話題となり、その人気を証明しました。
回答者からは、「ベテランならではの余裕がある演技だから」(10代女性/北海道)、「明るいキャラなのに影がある雰囲気が良く出ていた」(60代女性/静岡県)、「コミカルさとシリアスさを絶妙に演じ分けていた」(50代男性/広島県)などの意見が寄せられました。※回答者コメントは原文ママです
この記事の執筆者:
ゆるま 小林
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。