2024シーズンに2年連続3度目となるMVPに輝いた大谷翔平(おおたに しょうへい)選手。2021シーズンと2023シーズンに続き、記者30名全員が1位に投票し、満票でのMVP受賞となりました。2024シーズンはナショナルリーグ(ナ・リーグ)のロサンゼルス・ドジャースに移籍。MLB史上初となる「50-50」(50本塁打、50盗塁)という前人未到の記録を樹立し、最終的に54本塁打、59盗塁まで数字を伸ばしました。
2025シーズンも大谷選手の活躍に期待がかかります。そこで本稿では、大谷選手の2025シーズンのホームラン数、メジャー通算ホームラン数、NPB(プロ野球)通算本塁打数などをご紹介します。
目次
大谷翔平 2025年のホームラン数は?
大谷翔平 ナ・リーグのホームランランキング
大谷翔平 2025シーズン全ホームラン一覧
大谷翔平 メジャー通算のホームラン数は274本
大谷翔平 NPBでの通算ホームラン数は48本
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大谷翔平 2025年のホームラン数は?
大谷選手が2025シーズンに放ったホームラン数は9月14日時点で49本。9月14日のジャイアンツ戦ではバックスクリーンへ第49号特大138.4メートル弾を記録しました。
大谷翔平 ナ・リーグのホームランランキング
大谷選手のナ・リーグレギュラーシーズンのホームランランキングは9月14日時点で2位です。
順位
選手名
チーム名
本数
1位
カイル・シュワーバー
フィリーズ
51本
2位
大谷翔平
ドジャース
49本
3位
フアン・ソト
メッツ
39本
4位
エウゲニオ・スアレス
ダイヤモンドバックス
36本
5位
ピート・アロンゾ
メッツ
33本
6位
コービン・キャロル
ダイヤモンドバックス
30本
6位
ハンター・グッドマン
ロッキーズ
30本
8位
ピート・クロウ・アームストロング
カブス
28本
8位
ウィリー・アダメス
ジャイアンツ
28本
8位
クリスチャン・イエリッチ
ブリュワーズ
28本
大谷翔平 2025シーズン全ホームラン一覧
大谷選手の2025シーズンの全ホームランはこちらで随時更新していきます。
本塁打数
方向
日付(日本時間)
対戦相手
打球速度(km/h)
飛距離(m)
角度
1号
右中
3月19日
カブス
174.4
118.5
35
2号
左
3月28日
タイガース
175.0
119.0
25
3号
中
4月3日
ブレーブス
165.0
118.9
31
4号
右
4月8日
ナショナルズ
164.0
115.2
28
5号
中
4月15日
ロッキーズ
180.2
124.4
30
6号
右
4月17日
ロッキーズ
187.6
136.6
32
7号
右
4月30日
マーリンズ
183.6
120.1
23
8号
中
5月4日
ブレーブス
172.7
126.5
35
9号
右
5月6日
マーリンズ
189.7
117.7
20
10号
右
5月7日
マーリンズ
175.4
122.8
33
11号
右中
5月9日
Dバックス
181.7
129.8
22
12号
右
5月10日
Dバックス
181.9
129.8
26
13号
右
5月15日
アスレチックス
174.1
122.8
28
14号
左中
5月16日
アスレチックス
165.6
116.4
28
15号
中
5月16日
アスレチックス
176.4
127.4
21
16号
中
5月17日
エンゼルス
184.9
126.7
27
17号
左
5月20日
Dバックス
172.8
118.6
28
18号
右
5月26日
メッツ
174.1
125.3
31
19号
右
5月27日
ガーディアンズ
185.1
115.2
28
20号
左
5月28日
ガーディアンズ
168.2
110.3
39
21号
中
5月31日
ヤンキース
169.8
127.1
31
22号
右
5月31日
ヤンキース
181.1
116.7
42
23号
右
6月3日
メッツ
183.3
129.2
38
24号
右
6月15日
ジャイアンツ
177.5
127.7
27
25号
右
6月15日
ジャイアンツ
162.9
117.0
26
26号
左中
6月23日
ナショナルズ
163.0
116.7
37
27号
左
6月25日
ロッキーズ
163.5
113.7
27
28号
右中
6月27日
ロッキーズ
173.5
127.7
40
29号
右
6月28日
ロイヤルズ
177.7
130.8
35
30号
右
7月2日
ホワイトソックス
187.2
124.3
42
31号
中
7月9日
ブリュワーズ
174.5
131.4
27
32号
右
7月12日
ジャイアンツ
170.1
125.0
30
33号
左中
7月20日
ブリュワーズ
183.3
136.6
28
34号
左
7月21日
ブリュワーズ
174.9
115.2
22
35号
中
7月22日
ツインズ
182.5
134.4
26
36号
左
7月23日
ツインズ
173.0
123.4
28
37号
中
7月24日
ツインズ
177.5
134.4
34
38号
中
7月27日
レッドソックス
173.8
126.2
34
39号
中
8月7日
カージナルス
176.2
134.1
33
40号
中
8月10日
ブルージェイズ
173.5
127.1
27
41号
右
8月11日
ブルージェイズ
171.1
121.9
25
42号
右
8月12日
エンゼルス
160.9
118.6
33
43号
右
8月13日
エンゼルス
184.6
123.1
29
44号
右中
8月20日
ロッキーズ
186.5
125.9
33
45号
右
8月25日
パドレス
175.3
124.7
28
46号
右
9月3日
パイレーツ
193.1
113.7
23
47号
中
9月8日
オリオールズ
176.7
125.3
23
48号
中
9月8日
オリオールズ
174.1
121.6
27
49号
中
9月14日
ジャイアンツ
184.8
138.4
25
大谷翔平 メジャー通算のホームラン数は274本
2018シーズンからMLBでプレーする大谷選手は、2024シーズンまでの7年間で225本のホームランを放っています。1年目となった2018シーズンは114試合に出場、326打数93安打、打率.285、61打点、10盗塁の打撃成績を残し、22本のホームランを放ちました。
トミー・ジョン手術明けとなる2019シーズンは、106試合に出場し384打数110安打、打率.286、62打点、12盗塁と前年よりも成績を残しましたが、ホームラン数は18本にとどまりました。
60試合に短縮された2020シーズンは、46試合の出場で153打数29安打、打率.190、24打点、7盗塁でホームラン数は7本でした。
2021シーズンは158試合に出場、537打数138安打、打率.257の成績でキャリアハイとなる100打点、26盗塁をマーク。メジャー自己最多となる46本のホームランを放ちました。試合終盤までホームラン王を争っていましたが、最終的にはブラディミール・ゲレーロ・ジュニア選手(トロント・ブルージェイズ)、サルバドール・ペレス選手(カンザスシティ・ロイヤルズ)の48本についでリーグ3位に終わりました。
2022シーズンは157試合に出場し、586打数160安打、打率.273、95打点、11盗塁、34本のホームランをマークしました。
2023シーズンは135試合に出場、497打数151安打、打率.304でMLB挑戦後初となる打率3割超えをマークしました。95打点、20盗塁で、ホームラン数は44本。これはアドリス・ガルシア選手(レキサス・レンジャーズ)の39本を抜いてア・リーグトップの成績で、アジア人として初となるホームラン王に輝きました。
2024シーズンは159試合に出場、636打数197安打、打率.310でリーグ2位。130打点、59盗塁で、ホームラン数は54本。リーグ2位のマーセル・オズーナ選手(アトランタ・ブレーブス)と15本の差をつけてホームラン王に輝きました。
2025年シーズンのホームラン数、メジャー通算のホームラン数はシーズン開幕後に随時更新していきます。
大谷翔平 NPBでの通算ホームラン数は48本
大谷選手は2012年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けて入団しました。2013年から2017年の在籍5シーズンで48本のホームランを放っています。
NPB1年目となった2013シーズンから二刀流として活躍すると、打者としては77試合に出場し、189打数45安打、打率.238、20打点、4盗塁。2013年7月10日に行われた東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初ホームランを放つと、このシーズンは3本のアーチをかけました。
2014シーズンは87試合に出場し、212打数58安打、打率.274、31打点、1盗塁を記録し、10本で自身プロ初となる2桁ホームランを放ちました。
2015シーズンはやや成績を落とし、70試合の出場で109打数22安打、打率.202、17打点、1盗塁で5本のホームランにとどまりました。
しかし2016シーズンは打撃成績が一気に向上。104試合で323打数104安打、打率.322、67打点、7盗塁、22本までホームランを伸ばしました。
日本球界最後のシーズンとなった2017シーズンは、65試合に出場して202打数67安打、打率.332、31打点、0盗塁で8本のホームランを記録しています。
まとめ
2025シーズンもさらなる活躍が期待される大谷選手。MLBでは昨シーズンまでに225本を記録し、NPB時代の48本のホームランと合わせると2024シーズンまでにキャリア通算273本のホームランを放っている日本が誇る強打者が、今年はどのような活躍をし、2025シーズン終了までにキャリア通算ホームラン数を何本まで積み上げるか、今後の活躍も注目しましょう。
◆大谷翔平(おおたに・しょうへい) 1994年7月5日、岩手県水沢市出身。社会人野球の選手だった父の影響もあり、小学3年生から野球チームに入り、全国大会にも出場。中学時代にも全国大会出場を果たした。高校は名門・花巻東に入学、先輩である菊池雄星に憧れる。3年夏に当時、アマチュア投手としては初めて160キロをマーク。甲子園には春、夏1回ずつ出場した。高校卒業後は、即メジャー入りも検討したが、ドラフトで日本ハムから1位指名を受けて、2012年のオフに入団。2013年度から5年間、投打二刀流で活躍すると、ポスティングシステムを利用してエンゼルスに入団した。メジャー挑戦後はけがが続いたが2021シーズンに大ブレイク。投手として9勝、打者として46本塁打を放ち、ア・リーグMVPに輝いた。2022シーズンは34本塁打、15勝と活躍。ベーブ・ルース以来104年ぶりの「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」のほか、史上初の「規定打席・規定投球回」も達成した。2023シーズン開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも二刀流の活躍で侍ジャパンは3大会ぶり3度目の優勝、大会MVPにも選ばれた。シーズンでは勢いそのままに、投げては10勝(5敗)。シーズン終盤は2度目となる右肘手術のため戦線離脱を余儀なくされたが、終わってみれば打者として44本塁打を放ち、2年連続となる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」の達成。日本人メジャー選手初となるリーグ本塁打王にも輝き、2021年以来、2年ぶりとなるア・リーグMVPを満票受賞の快挙も成し遂げた。2023年12月には6年在籍したエンゼルスから、10年総額7億ドル(約1015億円)の超大型契約でドジャースに移籍。2024シーズンは、指名打者としてバッターに専念し、ホームラン王と打点王のタイトルを獲得。史上初の「50-50」(50本塁打、50盗塁)を達成。さらにドジャースの2020年以来、8度目となるワールドシリーズ制覇を果たした。右投げ・左打ち、193センチ、95キロ。
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