超刺激的ループ型ホラーの最新作『カラダ探し THE LAST NIGHT』(公開中)の大ヒットを記念した御礼ツアーが、スタート。ツアー初日となった9月12日は、前作の『カラダ探し』で動員数が全国トップだった大阪ステーションシティシネマで舞台挨拶が行われ、橋本環奈、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、本田真凜、吉田剛明、羽住英一郎監督が出席した。
【写真を見る】橋本環奈、真っ赤なドレスで登場!大阪愛を口にした[c] 2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会
“赤い人”から逃げながら、バラバラになった体のパーツを探し出し、すべて見つけるまでは同じ日を繰り返すという恐怖のループ「カラダ探し」に巻き込まれた人たちの戦いを描く本シリーズ。学校で行われた「カラダ探し」を終わらせた直後、明日香(橋本)が幼なじみの高広(眞栄田)の目の前でこの世から姿を消してしまう。高広は彼女を救い出すために、新たな「カラダ探し」の参加者と共に、真夜中の遊園地を支配する“赤い人”の恐怖と対峙する。9月5日より全国353館で公開され、今週末公開の新作映画としては観客動員数が初登場第1位となる大ヒットスタートを切った。
橋本環奈、「昨日は気合を入れて、“前乗り”しました!」[c] 2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会
NHK連続テレビ小説「おむすび」撮影時に長期間滞在して以来、大阪への愛着を語る橋本は「昨日は気合を入れて、“前乗り”しました!」とにっこり。さらに「大阪には『カラダ探し』のどえらいファンがいると聞いて本当にうれしいです」と感謝を伝え、大きな拍手を浴びた。続けて安斉が「大阪はなぜこんなに『カラダ探し』人気が高いんですかね?なにかを探すのが好きなんですか?」と素朴な疑問を投げかけ笑いを誘うと、羽住監督は「本作は、仲間と一緒にアトラクション感覚で楽しんでほしいと思っていたんですが、大阪の方々のノリと相性が抜群なんです」と分析。そして本田が小中高と大阪で過ごしていたと明かし、吉田も大阪府出身ということで観客からは2人に向けた特別な声援が飛び交うひと幕もあった。地元凱旋を果たした本田と吉田は、冒頭から興奮の面持ちを見せていた。
眞栄田郷敦、「大阪桐蔭に行こうと思っていた」と告白[c] 2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会
「カラダ探し」にちなみ、「大阪で探していて、ついに見つけたもの」についてトークをすることになると、橋本は「朝ドラの撮影期間中にスタッフさんと“タニヨン”でおいしいごはん屋さんや居酒屋を探してました」と大阪愛を炸裂させた。キャスト一同が不思議そうな顔を浮かべると、「“タニヨン”わからないか!谷町四丁目なんですけど」と地名を略して呼ぶほどすっかりと大阪になじんでいた様子。眞栄田は「中学生の時に高校の進学先を探していて、大阪桐蔭に行こうと思ったんですよ。吹奏楽やっていたので強い高校に行きたくて」と告白して、会場を驚かせていた。
櫻井海音、「郷敦くん、かわいい」と笑顔[c] 2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会
さらにこの日の舞台挨拶では、スペシャル企画として眞栄田が進行役を務め、映画公式SNSで事前に募集した質問に登壇者が答えるコーナーも実施された。眞栄田は緊張しながらも、「ここから私、眞栄田郷敦がMCを務めさせていただきます!」と自己紹介。眞栄田のMCに導かれながら、登壇者陣は「この前の(初日)舞台挨拶で皆さんフリップを書かれていたと思いますが、全員は触れられていなかったので、皆さんがなにを書いていたのかそれぞれ教えてください」という質問に答えることになった。
安斉星来は「ワードセンスがすばらしい」と櫻井海音のいいところを発表[c] 2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会
初日舞台挨拶で各自が書いていたのは、「共演者に感じている、よいところは?」というお題への答え。櫻井は「郷敦くん、かわいい」と書いていたと語り、照れながらも眞栄田への印象を告白。安斉は、「カイちゃん(櫻井)はツンツンしてそうに見えて、実は人を褒めるところ」と櫻井のいいところを口にした。すると櫻井は「全然、褒めたことを覚えてないんだけど」と戸惑い、安斉は「言葉選びが奥深いんです。ワードセンスがすばらしい!でも本人が覚えてないということは、それだけ自然に(褒め言葉が)出ているんじゃないですか?」と笑顔で予想。そのやり取りを見た眞栄田が「それ、モテちゃうやつだよ」とツッコむと櫻井が思わず照れ笑いを見せるなど、メンバーの和気あいあいとしたコミュニケーションに会場も大盛り上がりだった。
文/成田おり枝