『ホラーにふれる展 -映画美術の世界』10月11日~11月9日、東京ソラマチで開催
ホラー映画の造形美術を楽しめる『ホラーにふれる展 -映画美術の世界』(企画・制作:松竹お化け屋本舗)が、10月11日~11月9日の日程で、東京スカイツリーに併設された大型商業施設「東京ソラマチ」5階 スペース364で開催されることが決定した。
【画像】昨年の新潟県立自然科学館での展示の様子
本展は、ジャパニーズホラーとして世界からも人気を集める日本のホラー映画の美術に焦点をあて、来場者が作品を「見る」だけではなく、「撮って」「触って」楽しめる体験型展示会。昨年、新潟県立自然科学館で開催された際には約3万2000人を動員した人気イベントが、バージョンアップして“上京”を果たす。
■スクリーンの中に入ったような非日常体験 テーマは「昭和50~60年代の日本」
会場内にある美術作品はすべて、日本の映画界で長年活躍してきた美術監督がディレクションしたもの。映画美術にはスクリーン越しでは分からないさまざまな仕掛けや工夫が施されている。映画美術は撮影が終了すれば壊されてしまうものだが、本展ではそのような普段見ることができない美術作品を展示。新潟で好評だった作品はもちろん、新たに多数の作品を追加し、「昭和50~60年代の日本」をテーマに、どこか懐かしくも不穏な世界観を演出する。
■見て楽しむ
人けのない団地の廊下、廃止されたゴミ集積場、さびれた掲示板に張られた「この人を探してください」の張り紙。昭和50~60年代の日本の情景をテーマに、細部までこだわり抜いた作品が並ぶ。「汚し」が施され臨場感を醸し出す美術セットは、まるで本物の町が目の前に現れたかのような精巧さ。本展の美術監督の過去作品を紹介する「美術ノート」コーナーも設置し、ホラー映画の裏側をのぞき見ることができる。なお、会場内の作品は好きな順番で、何周でも回ってOKだ。
■撮って楽しむ
会場内の展示はすべて写真・動画撮影OK。特別なフォトスポットとして、セットの裏側に回って記念撮影ができる美術作品も用意。ご自身の影や手などを加えて、ユニークな写真撮影を楽しむことができる。
■触って楽しむ
造形物に直接触れたり、持ち上げたりと、普段はできない体験が可能。一見、アスファルトや鉄に見える展示も「運びやすさ」が重視される映画セットの特性上、実は軽い素材で作られています。どんな素材でつくられているのか、スクリーン越しでは分からない映画美術の工夫を手で触れて、確かめることができる。
■料金
チケット発売中。大人:2400円(前売2200円)/高校生以下1900円(前売 1700円)※税込金額 ※3歳以下入場無料※前売券は10月10日午後11時59分まで)