大沢たかお
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俳優の大沢たかお(57)が14日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。大ヒット映画の役作りでの“やり過ぎ”エピソードを明かす場面があった。
この日は映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」で共演した女優の上戸彩、プロデューサーの松橋真三氏とともに出演。松橋氏とは映画「キングダム」シリーズでもタッグを組んでおり、同作で大沢は王騎将軍を演じた。
松橋氏は大沢について「『キングダム』でご一緒させてもらって。“王騎将軍をお願いします”って言って。大沢さんって自分で、責任感も凄く強いんで、王騎将軍になるための努力をその日からスタートされるんですよ。で、あんまり“こういうふうにしてください”って言わないようにしてて。なぜなれば、僕よりもご自身の持っている自分に対するハードルが、私が求めるものよりも高い。だから頼んでもないのに王騎将軍になってくる」と明かした。
これに、大沢は「だから大きくなって現場行ったら頼まれてなかった、って。監督が沈黙しちゃって…。衣装さんもなんか“聞いてた話とサイズ違う”って」と自身の“やり過ぎ”に苦笑。上戸が「え?凄いじゃないんですか!」と驚きの声を上げたが、大沢は「いや、そういう空気じゃなくて」と振り返った。
松橋氏は「王騎将軍の甲冑を作るじゃないですか。で、合わせるじゃないですか。“あれ、なんかちょっと衣装が小さいんだけど”ってなって」と話すと、大沢は「監督やプロデューサーさんや現場のみんなが映画の観客みたいに驚いてほしかった。だから誰にも言わないでひたすら食べながら(体を大きくして)現場行ったら、困るどころかちょっとムッとしてて。“どうしたの?これ”みたいな」と笑った。
それでも、大沢は「そういう機会を本当に僕は与えてもらって、俳優冥利(みょうり)に尽きるなって」と充実の表情を浮かべた。
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