2025年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
最初から最後まで、クジラたちが力強く美しい。
『ダーウィンが来た!』のダイオウイカ対マッコウクジラや、シャチ対シロナガスクジラなどとは切り口が違う。それはそれで大好きなのだけど。
中盤で、座礁したクジラの謎を解明したい、救いたいというパトリックさんの想いが上手く伝わらず、すれ違ってしまうシーンは、まるで失恋でもしたかのよう。フラれたパトリックさんの切ない表情がいたたまれない。
人を認識して、今までとは違う接し方に違和感まで感じるとは、ホントに知能の高い動物なんだな。
ラストの逆さま映像は、ファンタジックなラブストーリーのようで素晴らしかった。
とにかくクジラへの愛に溢れた映画。
72分と短いけど、おそらく何時間でも観てられる。
心残りは、前のほうの席にしようと思ってたのに、ついいつもと同じ席を取ってしまった。
パトリックとクジラ 6000日の絆