リリー・フランキー
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俳優のリリー・フランキー(61)が12日放送のフジテレビ系「タビフクヤマ」(後9・00)に出演。大学卒業後に好きな女性と初デートした際に夜の山下公園で衝撃的な場面に遭遇したことを振り返った。
福山にとって縁の深い街である横浜へ向かった。山下公園を訪れると、リリーは「大学卒業してお金なくて。23、24歳ぐらいの時」と、当時好きだった女性と初デートをした思い出を切り出した。
夜に山下公園に行くと「あそこに柵がありますよね。白い」と海につながる階段があるところを指さし「階段に座ってた」と当時の状況を説明。そこで女性と会話をしていると「その階段の下の海にすぐのところに、白いTシャツ着てる男の子みたいな子がいた」と発見した。
「何でこんな時間に子供いるんだろうな」と不思議に思って見ていると「その子、ばって立ち上がって…急にスタスタって海の方にどぼどぼどぼって入ってったの」と突然海に入って行った。
驚きの行動を目の当たりにすると、一緒にいた女性から「助けなきゃ」と伝えられた。リリーは「助けるって…いや…もう…お前何してくれとんじゃいって気持ちはある」とムードを壊されたことに腹が立っていたと素直な気持ちを明かした。
それでも、リリーはすぐに海に入って助けた。抱きかかえて分かったのは「この子、女の子なんだな」と、男の子ではなく中学3年生の女の子だった。衝撃的な行動に出た理由については「バンドの追っ掛けやってて、お金だけ取られて。このへんに放り出されたみたいな」と明かした。
好きな女性が上着を貸したため、リリーは「お家の電話番号だけ教えて。その上着、いずれ返してもらいたいから」と伝え、救出された女性が家に電話をかけにいった。すると「結局お家に連れて帰ってきてくださいってなった」と、女性の親からお願いされたことで、デートは中断となり送り届けることとなった。
結局タクシーで練馬区まで送り届けた。だが、「朝6時くらいに着いて、ドンドンドンってして。こっちはさ娘を保護してきましたよっていう。なのに、いきなりバンって開けて、お母さんがその子をバッて中に引き入れて“今日はこの辺で帰ってください”って言われたんですよ」と不審者扱いされたことに納得できなかったことを思い返した。
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