幻冬舎フィルムの第一回作品『栄光のバックホーム』の本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁された。
本作は、阪神タイガースで活躍した横田慎太郎選手の自著「奇跡のバックホーム」を基に、2013年に阪神タイガーズからドラフト指名され、若きホープとして将来を嘱望されるも、21歳で脳腫瘍を発症、引退を余儀なくされた横田選手の生涯とその幕を閉じるまでの人生の軌跡を描いたノンフィクション。
この度解禁された本予告では、「慎太郎、あんたの人生、奇跡だったよ…!」と横田慎太郎選手(松谷鷹也)の生涯を称える母・まなみ(鈴木京香)のセリフから始まる。若きホープとして活躍を期待されるも、突如、脳腫瘍が彼を襲う。突然の出来事にもがき苦しみ、「野球してぇよ…!」と痛烈な心の叫びが溢れ出す慎太郎をまなみが優しく抱きしめる姿が映し出される。
そして、懸命に病気に立ち向かう彼の背中をそっと押すかのようにエモーショナルに響き渡るのは、横田慎太郎の登場曲だった、ゆずの「栄光の架橋」。諦めずに前を向く慎太郎を支える、家族や恋人、仲間たちの想いにも胸が熱くなる。ラストは慎太郎が最後の試合で魅せた、“奇跡のバックホーム”で締めくくられており、野球ファンはもちろん、いまを生きる全ての人々の胸を打つ、感動的な映像となっている。
劇中で慎太郎を演じる松谷鷹也が使っているグローブは、横田慎太郎さん本人から譲り受けたもの。松谷も元高校球児で、ともにプロ野球選手の父親をもつ共通点があり、親交を深めていた松谷だからこそ体現可能な横田選手の想いを乗せた、“奇跡のバックホーム”の完全再現シーンに期待が膨らむ。
併せて、ポスタービジュアルも解禁。闘病生活を送る横田慎太郎さんを演じる松谷に寄り添う、母・まなみさんを演じる鈴木京香の表情が印象的。
悲しみのなかでも笑顔を絶やさない、息子を信じる強さと優しさがにじみ出ていおり、「全ての横田慎太郎に捧ぐ」という力強いキャッチコピーが目を引くビジュアルとなっている。
また、本作は第38回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に公式出品されることが決定している。
『栄光のバックホーム』は11月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。