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Reuters
掲載日
2025年9月8日
先週91歳で死去したイタリアの伝説的ファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニの葬儀には、家族、同僚、親しい友人ら少人数で参列しました。
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葬儀は、ミラノの南東約100km、アルマーニの生まれ故郷であるピアチェンツァにほど近いリヴァルタのサン・マルティーノ教会で執り行われました。
イタリアメディアの報道によると、アルマーニはその後火葬され、遺灰は両親と兄の遺骨が安置されているリヴァルタの家族の礼拝堂に安置されるとのことですが、公式には確認されていません。
アルマーニの店舗は追悼の意を表して月曜日の午後には閉店しました。1940年代後半にアルマーニ一家がミラノに移り住んで以来、アルマーニの拠点となっていたミラノ市は、ピアチェンツァ市と同様、お気に入りの息子のために喪に服しました。
「私たちは家族としてアルマーニに別れを告げ、そして彼が望んだように前に進みます。アルマーニを偲ぶ準備はすべて整っています」と彼のパートナーであるパンタレオ・デッロルコは『コリエレ・デラ・セラ』紙に語りました。
アルマーニは、オートクチュールからホームファニシングに至るビジネス帝国を築き、その名はエレガントなシンプルさの代名詞となった50年のキャリアの後に死去しました。
彼には子供はいませんでしたが、信頼できる家族や長年の親友たちとともに働いていました。
先週木曜日に発表された彼の死の直前まで、アルマーニは9月下旬のミラノ・ファッション・ウィークで、創業50周年を記念する回顧展とファッションショーの開催に取り組んでいました。アルマーニ社は、現在もこのプログラムの変更を発表していません。
週末には、”Re Giorgio(ジョルジオ王)”として知られる彼の棺が白いバラで飾られ、ミラノのアルマーニ本社に展示されたため、何千人もの人々が弔問に訪れました。
「彼は偉大なスタイルの持ち主で、もちろん忘れがたい足跡を残しています。私たちは間違いなく、偉大な、本当に偉大な才能を失っているのです」とミラノ在住のアレッサンドラ・トルキオさんが述べました。
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