かけこみ万博にご注意を!
2025年日本国際博覧会協会は、9月8日の定例会見で「会期終盤での来場者増加への対応」について説明した。
10月13日の閉幕日まで午前中や土日祝日の来場予約がほぼ「空きなし」となっていることから、今後は午後や夜間の来場予約枠の利用を促すとしている。具体的な取り組みは以下のとおり。
アーリーゲートオープン(2025年9月13日~)
開場時刻は通常9時のところ、原則、東西ゲートを10分前倒しの8時50分にオープン。
混雑の少ない西ゲートの活用(2025年9月13日~)
東ゲート前から西ゲートに歩いて入場できるルートの開設時間を1時間延長し、8時30分~13時とする。距離は約1.6kmで、所要時間は約30分。西ゲート入場チケット保有者のみが利用できる。
そのほか既報(8月22日発表)のとおり、自家用車の受け入れ体制の強化を図るため、舞洲万博P&R駐車場の新たな区画「C・D」を開設する。
会場内や帰りの混雑緩和
9月以降に開催している「EXPO Thanks花火大会」を、これまで開催してきた「Japan Fireworks Expo」や「夏休みミニ花火大会」よりも開始時間を早めて18時59分スタートとするなど、イベントの実施時間を工夫することで退場時間を分散。
来場者の約7割が利用する東ゲートにおいては、円滑な退場のためのゲートプロセス管理や退場ルートの簡素化を実施したとのこと。西ゲートでは9月13日から、毎日20時以降の桜島駅行きシャトルバスを完全予約制とする。
さらにパビリオンなど待機列での対策として、予約システムの利用拡大や行列管理体制の強化を行なうとしている。