【THE BASE】片寄涼太が注目のアーティスト長島伊織のアトリエを訪問⎜制作の裏側&作家を志すきっかけとなった“印象派の名作”とは?

人影を感じた時に 書くことが多いかもしれないですね。もうインプット機とアウトプット機で結構違う気がしてて、たくさん見てたくさん作るのがいいと思いますね。なんか絵じゃなくていいと思うんですよね。絵以外の表現についてなんか自分で獲得することはなんか結構大事なのかなとは思ったり。 [音楽] こんにちは。 こんにちは。 よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 です。 改めまして長嶋さんのアトリエにやってまいりました。早速色々とお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 こちらに来たのはですね、あの実は 2 回目でして、前回ね、出ていただいた山田公平さんとシェアトリエという形でやられてるんですよね。 そうですね。 お2人はどういう関係なんですか? えっと、大学の同級生で 10年近くなりますね。 あ、そんなにシェアトリエっていうのはなんかこな間だもここのフロアだったんですよ。 そうですね。 しかもでもこないは山田君の作品がここに並んでて はい。 どういうことですか?それ えっと一応普段は2 階で僕が制作してるんですけど そうなんだ。 はい。ま、僕あの、ま、絵のあれもあって、ちょっと窓とか 自然こう取り入れたいので はい。なるほどなるほど。 はい。普段は2 階で自分が制作してて、ま、そん時は多分山田が こうゴロっとこう変えたんですね。 入れ替えた。 そういうことでしたか。じゃ、普段はここに長嶋さんがいるのが当たり。はい。はい。 なるほど。 なんかお互い影響し合ったりとかします。やっぱ一緒にやってることで。 あ、そうですね。それは大学生の時からずっと 全然僕と山田だけじゃなくて他の同級生、 ま、もっと広げると盾とか他の大学とかみんなやっぱこういっぱいアクティブに 関わって喋れるというか、 作品とかコミュニケーションできる友人がたくさんいたのでうん。うん。うん。そうです。 [音楽] で、そん中で卒業政策も山田と 2人でやって ああ、そうだったんですね。 ちょっと山田京都に行ってしまったんですけど、それで帰ってくるタイミングでここの物件僕が見つけて はい。お、 ちょっと1人でやるのはちょって うん。うん。 東京戻ってくるなら一緒にやろうよって言って へえ。 スタートしたのが3年ぐらい前です。 どうですか?なんかお気に入りのポイントとかやっここいいなって思える。 あ、もうめちゃくちゃありますよ。リッチもありますしでかい壁もあるので。 この壁立てたんですか? えっとこれはま、1 面はえっと、あのプロの方にお願いしたんですけど、こっちはちょっと後で自分でああ、足して 足して立てたんですけど、で、ライティングレールとかどんどん増やしていってちょっとずつですけど、 で、ま、ちょっと今ここにはないんですけど、 200号ってもう3m ぐらいの作品とかもう あの、壁にかけられるので すごいですね。 1 日どんな感じで過ごしてますか?タイムスケジュールとか制作はもうインプット機とアウトプット機で結構違う気がしてて僕写真撮影とかもしますし [音楽] モチーフ買いに行ったりとかなんか探しに行ったりとか まなのか仕事なのかみたいなところもあるんですけど基本的に今結構締め切り前なので 作品を書いて そうです ええ えっともう昼からずっと朝ぐらいまで うわ 寝てって感じですね大体 1日でどのぐらい進むんですか? 最近はできるだけ1日でもう9割以上 は 終わらせるイメージでやってますね。 ま、じゃあもうほぼほぼ 1日2日では そうですね。やっぱりこうけどインプットに時間がかかったりとかどういう作品作るのかっていうことに時間をかけてるので、ま、本当に 1 日でできてるかって言ったらそうではないんですけどな。 え、えっと、油を描く時はその乾き切る前にある程度の作業したくて うん。 で、2ソ、3 層書く作品もちろんありますけど、基本的にはできるだけ 1発でうん。 あの、大きな枠が見えるように。 ああ、そうなんだ。じゃあ、もうほぼほぼ完成に近い状態であとはこう手を少し加えるかなぐらいの状況までは持ってきたいっていう。 そうですね。で、それで失敗したらもう早く見切りをつけないと。 おお。 なんか もういつまでもやっちゃう勝負なんですよ、元々。 なるほど。 ずっと書いちゃう。そうなんですよ。で、それで良くなることてあんまなくって うん。うん。 大体その1層目で なんかおかしいなって思ったら大体 引いた方がいい。 引いた方がいい。 うわあ。 何かを変えた方がいい。 いいことが多いので最近は結構そういう風に。 なるほど。 で、それはなんか時期によって結構変わったりはします。 ちょっと制作についてもさらにちょっとお伺いしたいんですけれども、なんか普段の作品性とかご自身がお持ちのこうコンセプトみたいなものとかお伺いしたいんですけど。 そうですね。 最近はあの僕はスティルライフっていう言葉を元にやってて、スティルライフっていうのは、ま、日本語で生物がってされますけど、元々、ま、直約すると、 えっと、まだ生きている うんうん。 それはイタリアの北部で寒い地域でもれた果実をこうアトリに持ってきて、それが生きてるのか死んでるのかっていう思想から来た言葉なんですね。寒い地域ではうん。 ま、それが生きてるように見えたと。温かい地域ではそれが死んでるように見えた。 なるほど。 だってなんかその言葉の出発みたいなことに すごい勘面を受けてるというか、元々古典絵画うん みたいなものを勉強し始めたのがスタートだったので、 今もそういうとこからスタートしていて うんうん。 ただ自分はなんかそれをまだ生きているっていう言葉がなんか直約した時にすごく響いて [音楽] うん。 もちろん生物が画も書きますし物書くんですけどそういう言葉を出発として 身近なものを 描いてることが多いですね。 なるほど。 なんかモチーフ的なもので言うとこうそういう日常の瞬間とか身にありそうなものを切り取ったみたいな作品が多いなんて印象があるんですけどなんかその辺のなんかこうご自身がこうこの作品しようって思うなんかきっかけとか理由とかそういうものってあるんですか?人影を感じた時に ああ 書くことが多いかもしれないですね。 もちろん人もそのまま書くんですけど、 何かそれが動きそう。 なのかで生物側を書く時は何かこう人の香り うん。うん。うん。 影たいなものが見えるものを選んでることがほとんどかなとは。 うん。 ちょっと先見ていきましょうかね。せっかくなんで結構ここに今あるのは人が多いです。人物が 今んところは。そうですね。ちょっと次の古典のあの作品にしようかなと思って。 あ。 生物結構書くんですけどね。 そうですよね。僕もどちらかとそっちのイメージが強くてなんかあのとかすごい素敵だなと思って見てたんですけど ありがとうございます。 でもこっちとかだとそういうそれこそ そうですね。生物が書いてますね。結構こうモチーフとかも置いたりとかして。 それご自身の生活の中にあったもの だけ とは感じ。 今んところは最近は結構自分の生活の中が多いですね。 全然元々はね、なんかイメージ他のイメージから持ってきたりとかしてたんですけど はいはい。 最近はできるだけ自分の近いところから へえ。 ま、次の古典に向けてなので今はそういう風にしてます。 なるほど。なんか写真を見ながら書かれるみたいなこともあるんですよね。 はい。両方ありますね。 ああ、それはそれもご自身で撮った写真が多かったり。 そうですね。ただ、ま、その写真を使うこともちょっとコンプレックスがあった時期とかあって、 なんとしても術物を目で見て書くんだみたいな時期とかも結構あったんですけど。うん。へえ。 それは自分がリアティについて考えてたりとか存在について考えてたりするからなんですけど はい。 今はなんかその写真も自分のリアリティとして捉えるようにできるようになってきて はあ。面白い。 だ、ま、写真を写真のまま書くんじゃなくて うん。 ま、形をもらったりとか色をもらったり光をもらったりとかっていう情報として扱えるようになってきたので 最近は全然写真も積極的に使ってます。 なるほど。 はい。 大きい作品と小さい作品と色々ありますけど、なんかアプローチとかやっぱ変わってきますか?それあんまり変わらないですか? あんまり変わらないですけど最近は大きい方が早いかもしれないですね。確 [音楽] 早いんだ。逆にね。 はい。 ここにあるじゃないですか。 あ、そうですね。もう これとか こういうのとか どういう状況ですか?これはこの実際にあ、あるものと はい。 描いたものがもうでもこういうのり感じで書いてくんですか? ま、結構が大事って感じですね。なんか、ま、こう置いて うん。 なんかどういう形がいいかなって自分で組み合わせるのがだから僕はこういうものを別に展示はしないですけど、ま、ここでなんかこうインスタレーションをやってるわけですよね。 にするまでに そうですね。実際にあるものもありながら はい。 こういう人物の方も構図っていうのはもう結構決め込んで書き始めるんですか? 書き始める時は大体そうです。 ああ。 あ、でも書いてて変わってく時もある。 あります。 あるんだ。 ありますね。こう結構書いてて、いや、これはこっちにあった方がいいだろうみたいな のがあると多少は僕絵の中で動かせるんですけど、もうガラっと変わっちゃうっていう時はもう 1回やり直します。 うわあ、すごい。 き直した方が早い。 モチーフにファッションアイテムが 多めですけども、やっぱファッションを好きなんですか? いや、めちゃくちゃ好きかどうかは あ、けど好きかもしれないですって。 あっていうのも服ってなんか人の表現が見れて 面白いなと思ってて自分が着るとか うんうん なんか買うのが好きというよりかは人がどういう服装をしてるのかとかどういうものを扱ってるのかっていうのにはすごく興味があるっていうコートの方が近いかもしれない。 うん。なるほどね。 はい。なんか、ま、顔とかも、ま、外見に出るじゃないですけど、どういう服着てるかでその人のなんか趣味がなんとなく想像できたりとかうん。 やっぱりファッションってこうキャラクターをある種表現する 1つのツールでもありますもんね。 はい。ま、とにかくその愛着が僕にはすごく興味があるんですよね。 うん。なんでこれがそんなに好きなのかとか とか別に愛着直なかったらなかったで無奇質な服装してても それはそれでなんか面白いなと思っ それですね。 はい。 はい。ちょっと作品も色々お伺いしたいところなんですが、ちょっとご自身のお話もちょっとお伺いしたいなと思います。 えっと、学生時代はどんな学生でしたか?また学生時代どんな作品を制作してましたか?やっぱ今とアップがあるのかどうかとか。 今の方が学生時代に近づいていってるような気はします。 結局やっぱ自分のやりたかった根源みたいなことを 元々学生の時はやってたんだろうな。それはもう本当にモチーフを置いて描くみたいな [音楽] ことをやってたんですけど。 へえ。 またそうちょっと違うのかなって思った時期もあったんですね。 ありました。ありました。なんかそういう絵がこう大学内で認められるられないみたいな のをすごい気にしてコンプレックスに思ったこともあるし 自分は日本人なのに西洋の絵画を勉強して その表現方法について なんかすごく悩んだこともあったりとか面白 して だけどま型的ななんかこう自震過剰のな学生だったと思います。 へえ、そうなんですね。 なんかうまくかけるやつがすごいんじゃないかみたいな。ま、 2年生ぐらいまでですけどね。 ご自身にはやっぱこう技術には自信があったんですか? まあ、今見ると下手ですけど、当時はなんかまあ なんか気合いも入ってるっしょみたいな ああ、いいですね。 なんかそういう学生だったとは思いますけど、ま、それこそさっきも出てきたように山田だったりとか うん。うん。 全然違う絵を書いてる友人たちがいて うん。 その人たちの話を聞いてるとそこにはすごいリアティがあったりとか うん。 ま、そこでリアを発揮できてなくてもなんかすごいリアティを感じる話をしてくれたりとかっていうことを うん。 お互いにできたからなんか今フラットに自分の作品について取り組めてるのかなとは思います。と、ま、いろんな作家さんのご友人もいればすごくこう繋がりもあると思うんですけど、 なんかこう影響を受けた作家さんであったりとか、好きな作家とか 高校生、3年生の時に うん。 美に入ろうと思ったきっかけが京都に今セラ美術館ですねに店で印象日の出がやってきてて うん。 で、当時彼女が美術部で へえ。 それでデートで行って うわあ。 ま、絵は好きだったけど当時全然僕美台とか頭の中に入ってなくて はい。なるほど。 そん時見た日の出のあまりのリアリティに 驚いたんですとサイズで言うとそんなに全然本当大きくない。もうその辺にあるようなサイズだったと思うんですけど。 うん。 ま、展示の方法も良かったんですよ。 なるほど。 で、それがすごく自分には強烈に感じられて、なんかもうそこにモが立ってるような感覚になったことがあって、自分をこの絵の世界に連れてきたのは [音楽] 印象品の出だったなとは へえ。 その前から絵は上手だったんですか? うん。けどもう本当趣味ぐらいの話ですよ。なんかクラスで 1 人絵が上手な子がいるみたいな。元々スポーツと勉強ばっかりやってたので。 うん。あ、スポーツ何されてたんですか? ずっと格闘技やってましたね。 ええ、 空手とかキックボクシングとか兄弟全員やっててかあ、 5兄弟もいらっしゃって4 人いるんですけど はいはい。 全員もうだけど、ま、僕はなんかいろんなことに興味があったので へえ。 はい。で、A 帰ってたら高校の先生が美とか行くのかって言われた時に美って何ですかってなったのが ええ。 面白い。そうなんだ。で、美入って 2 年間ぐらいめちゃくちゃ気入ってたんです。 めちゃくちゃ入ってました。 ま、今も気合いは入ってますけど、気合は入ってますけど、もうな んだろう。割となんかこ、ま、こう思想が攻撃的だったかもしれないですね。 ああ、まあまあ、そのルーツがね、そこにあるから なんかやっぱこう戦いみたいな。ただそこに絵はなんかそれぞれの正解がちゃんとあるっていうことをやっぱそん時はまだ理解できなかった。 みんなが目指してるところルールが違うっていうことを理解できてなかったんで。 うわ、 全然格闘技ないけどね。作品からは。 だから今こう見てる方がこのアトリエホ訪問のね動画なのでアーティストを目指したいとか はい。 これから目指してやっていきたいなって思う方もいると思うんですけどなんかこれだけはやっといた方がいいよとかなんかもしアドバイスとか 過去の自分に言いたいこととか 何でもいいんですけどあればちょっと伺いたいんですけどうん。あ、まあけどたくさん見てたくさん作るのがいいと思いますね。量ですね。 [音楽] やっぱ見ることとかこう入れるものすごい大事ですか? めちゃくちゃ大事だと思います。 うーん。 なんならもう本当に壁に張り出してぐらいのことでいいと思うし、なんか絵じゃなくていいと思うんですよね。絵以外の表現についてなんか自分で獲得することはなんか結構大事なのかなとは思ったり。ま、けど作品見に行くもそうですよね。なんかこう作品作るとはまた違うこう 自分の はい。はい。 ね、外に出ていくっていうことをするのは結構重要なんじゃないかなとは思います。 けど最的にはとにかくだとは思いますね。 先ほどご自身も写真撮りたいとか おっしゃってましたけど、ま、そういう ことも含めてなんか今後取り組みたいこと 、あとまた展示の情報とかもあれば合わせ てお伺いしたいんですけど、5月に楽しみ にしてた制作がちょっと春頃にけど大きい 作品とかもう最近ね、作り始めたので できるようになってきてるので なんかもっと広げて自分の行動範囲もそう だしサイズとかもスケールもなんか行っ たりしたり できたらいいなと思って 今後の進化にも期待していれます。それでは本日長嶋さんにお話を伺いました。長島さんありがとうございました。 ありがとうございます。 [音楽]

「THE BASE」では、片寄涼太(GENERATIONS)がアーティストたちの出発点であるアトリエや制作の現場を訪問します。

<ゲスト>
長島伊織
https://www.instagram.com/iorinagashima/

<ナビゲーター>
片寄涼太
https://www.instagram.com/ryota_katayose__official

00:00オープニング
00:36 アトリエについて
02:44 1日の流れについて
03:14 作品は1日でどのくらい進む?
04:31 コンセプトについて
05:48 絵を描き始めるきっかけ
06:16 作品について
07:43 絵の大きさによるアプローチの違いはあるか
08:02 制作について
09:03 作品の中にファッションアイテムが多い理由
10:12 学生時代について
11:52 影響を受けた作家や作品について
11:42 学生時代について
14:10 アーティストを目指す方々へ
15:04 今後の展望・予定

★長島伊織さんの出展が決定!

『MEET YOUR ART FESTIVAL 2025』
ART FAIR 「MEET YOUR ARTISTS」
会場:B&C HALL
日程:2025年10月10日(金)〜 13日(月・祝)
場所:東京・天王洲運河一帯
HP:https://avex.jp/meetyourart/festival/

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◾︎長島伊織 │ Iori Nagashima

私の作品は、日常に潜む無意識の美しさと、現代社会における個人のアイデンティティを探求することをテーマとしています。都市の喧騒や人々の営みの中に垣間見える一瞬の静寂、その瞬間に宿る感情や記憶をキャンバスに刻み込み、観る者にその存在を感じさせたいと考えています。
都市の風景、身近な調度品、友人をモチーフに、写真や映像、自身の視覚情報をからキャンバスに再構築、作品制作を行なっています。さらに西洋古典技法を参照することによって、異なる時間や空間の層を行き来するような表現を目指しています。その反面私や鑑賞者の立っている場所、存在、物語について強く想い起こすきっかけとなることを願っています。
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https://meetyourart.jp/

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@meet_your_art

協力:biscuit gallery

運営会社:エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社
プロデューサー:加藤信介、古後友梨
制作協力:IN THE POOL,inc
技術協力:K5

#meetyourart
#現代アート
#片寄涼太
#長島伊織

1件のコメント

  1. アーティストの皆さんの誰とも同じではない作風や自分らしさをしっかり待っているところが毎回素晴らしいと思わされます
    美大に進学するキッカケが作品から受けた物だったとか、良い出会いに恵まれましたね
    音楽もアートも自分で会いに行き触れることで得られる感動があると私も実感しています
    心が豊かになる芸術に感謝しています🖼️

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