Google(グーグル)は、AI映像制作ツール「Flow」のパイロットプログラム「Flow Sessions」を発表した。あわせて、映画監督・クリエイティブディレクターのヘンリー・ドーブレズ氏を映画監督としてGoogle Labsチームに新たに迎え入れた。
ドーブレズ氏は、同社のAI映像制作ツール「Flow」の開発初期段階からパートナーとして関わり、 Flowを用いた短編映画「Electric Pink」を制作している。
また、パイロットプログラム「Flow Sessions」ではアーティストのメンターを務める。Googleは「Flow Sessions」について、才能ある映画制作者たちにFlowへの無制限アクセスに加え、メンターシップとAI教育を提供し、彼らが思い描いてきた素晴らしいアイデアを追求できるように支援していく。
このほかドーブレズ氏は、「Flow」の最新技術と機能を紹介する新しいビデオコンテンツも制作する。たとえば、ユーザーがストーリーに入り込み、登場人物が不思議なアーチ道に迷い込んだ後に次に何が起こるかを選択できるスタータープロジェクト「The Enchanted Door」を制作していく。
ドーブレズ氏のスタータープロジェクト「The Enchanted Door」(引用:Google)