写真家・鈴木のぞみの展覧会「Slow Glass — The Mirror, the Window, and the Door」が、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて、2025年10月3日(金)から26日(日)まで開催される。

    「窓」のシリーズなど約15点を公開 鈴木のぞみ 《Light of Other Days:吉田理容室壁に設えた大きな3枚の鏡》 2020年 Photo by Shinya Kigure Courtesy of Arts Maebashi ©Nozomi Suzuki 鈴木のぞみ 《Light of Other Days:吉田理容室壁に設えた大きな3枚の鏡》 2020年
    Photo by Shinya Kigure Courtesy of Arts Maebashi ©Nozomi Suzuki

    鈴木のぞみは、写真の原理をつうじて、光の現象が物に宿す記憶を可視化することを試みてきたアーティストだ。1983年埼玉に生まれた鈴木は、東京造形大学で絵画を学んだのち、独学で写真表現を習得。近年は国内外の展覧会に出品しており、2024年には箱根のポーラ美術館で初個展を開催している。

    鈴木のぞみ 《Other Days, Other Eyes:高山邸2階廊下の窓》 2017年 Photo by Shinya Kigure ©Nozomi Suzuki 鈴木のぞみ 《Other Days, Other Eyes:高山邸2階廊下の窓》 2017年
    Photo by Shinya Kigure ©Nozomi Suzuki

    鈴木の作品で起点となるのが、日常のなかでふと目にする光の痕跡だ。鈴木はそうした一瞬を、かつてそこに存在したものや過ぎ去った時間の記憶として捉え、作品化してきた。たとえば、「窓」シリーズの代表作《Other Days, Other Eyes》では、かつてその窓から見えていたであろう景色を想像しつつ、窓そのものを写真のように用いる独自の技法により、移ろう光と空間の関係を写しとっている。

    鈴木のぞみ 《Light of Other Days:白河二丁目町会会館勝手口の扉》 2018年 ©Nozomi Suzuki 鈴木のぞみ 《Light of Other Days:白河二丁目町会会館勝手口の扉》 2018年
    ©Nozomi Suzuki

    展覧会「Slow Glass — The Mirror, the Window, and the Door」では、「窓」シリーズを筆頭に、「鏡」や「扉」をモチーフとした新作を含む、約15点の作品を展示。光と時間をとおして不可視の記憶が浮かびあがる、鈴木の作品を目にすることができる。

    展覧会概要

    展覧会「Slow Glass — The Mirror, the Window, and the Door」
    会期:2025年10月3日(金)〜26日(日) 会期中無休
    会場:ポーラ ミュージアム アネックス
    住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3F
    開館時間:11:00〜19:00(10月17日(金)は18:00閉館)
    ※入場はいずれも閉館30分前まで
    入場料:無料

    【問い合わせ先】
    ハローダイヤル
    TEL:050-5541-8600

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