ふぉ〜ゆ〜ふぉ〜ゆ〜 / 撮影=山田果奈映
ふぉ〜ゆ〜の福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介が9月4日、都内で行われた「ENTA!8 4U.Zepp in de SHOW」製作発表に出席。公演の魅力を語った。

■「ENTA!8」は4つの“い〜”がテーマ

2018年から始まったふぉ〜ゆ〜のライブエンターテイメントショー「ENTA!」。歌、ダンス、コメディ、トークといったあらゆるバラエティーの仕掛けが詰まったどこまでがアドリブなのかわからないステージは「笑いすぎて息継ぎができない忘年会」とネットで話題になり毎回チケットは即完となる。2025年は12月12日(金)東京・Zepp DiverCityから始まり、12月24日(水)まで横浜、大阪、名古屋のZeppにて上演されることが決定した。

会見では辰巳が司会を務め、冒頭からふぉ〜ゆ〜らしく自由なあいさつが繰り広げられた。辰巳は「ENTA!」について「みなさんが何も考えずに楽しめるエンターテイメントショー」と説明し「ふぉ〜ゆ〜とおともだち(ファン)の忘年会と呼んでいるんですけど、今年も1年いろんなことがあったみなさんと一緒に楽しい時間にしていきたいと思っています。その『ENTA!』も今年8回目!」としみじみ。福田は「8回っていうことはちょうど7の次ってことですよね…」、松崎は「あとは1が8回…」とコメントした。

2025年の「ENTA!」のキャッチフレーズは「ふぉ〜い〜」。「かっこいい〜」「エモい〜」「おもろい〜」「やばい〜」の4つの“い〜”がテーマとなっている。「おもろい〜」について越岡は「毎年コントコーナーがあってですね、『ENTA!8』のコント台本がもうできています」と明かし「ちょっと読ませてもらいました。1ページの1行目からおもしろかった」と自信。「7までは世界規模でおもしろかったコントが、8では宇宙規模でおもしろいです!」とアピールした。

新曲についてももちろん用意するつもりだそうで、福田は「『ENTA!』は、ふぉ〜ゆ〜の新曲が増えていくのがひとつのみどころ」と言い「ある年はプロデューサーをいい感じで言いくるめることによって、新曲が1曲だったのが2曲になり、3曲になったこともある。何曲いけるのかっていうのをチャレンジしたい」と意気込み。「もちろん新しい衣装も作ってくださいとお願いしていて。今まで見たことのないようなコスチュームを着てるふぉ〜ゆ〜が見られるかもしれないです。でもまだわからないです、交渉中です(笑)」と笑った。
ふぉ〜ゆ〜ふぉ〜ゆ〜 / 撮影=山田果奈映

■「ENTA!」の魅力は「何が起こるかわからない」こと

「ENTA!」の魅力を越岡は「毎回マジで違います。1公演1公演、大体の大枠は決まってるけど、大枠だけで中身が全然違う。何回来ても楽しめる」と説明。福田は「おともだちのみなさまが、僕らに『普通にやるなよ』という圧をかけてくるんです。普通のことをやると客席のおともだちのみんなが『いや、違うな。もっといける』みたいな。そんな空気があって、それに僕らが応えていく。それがいいところだと思っています」と口にした。

松崎は「おともだちのみんなと一緒に乾杯ができる。『また来年も一緒にがんばろう!』みたいな。人それぞれ嫌なこともあると思うし、そこでその空間で乾杯することによって、ちょっとでもエンターテインメントを通して何か持ち帰っていただけると僕らとしてもとても光栄なことですし、やってよかったな、表現者でよかったな、という気持ちで感無量です」とまじめなコメント。メンバーたちは口々に「ちょっと休憩したらめちゃくちゃいいこと言う」「怖いな〜」と笑ってツッコんだ。

辰巳は「『ENTA!』は、僕らの歌ありダンスありコントありトークあり、お芝居のようなこともあり。すべてのエンターテイメントを詰め込んだ時間になる。何が起こるかわからないのが一番魅力だと思います」と語った。さらに「39歳になる年の『ENTA!8』に自分たちのすべてを詰め込むつもりなので、おじいちゃんになったときもそういう笑いをやれていたら幸せ」と期待を口にする場面もあった。

◆取材・文=山田果奈映
ふぉ〜ゆ〜ふぉ〜ゆ〜 / 撮影=山田果奈映

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