2025年9月4日
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鑑賞方法:映画館
一人の人としてどう生きるかを問われた映画でした。
私の知る帝国軍人の生き様とはまるで異なる、個を重んじる先人たちの生き方を観せてもらった思いです。
決して苦難から逃げず、問題を正視し、最善の行動を取る。
艦長以下、今なら青年と呼ばれる若者たちが方向すら分からない大海原で、何時遭遇するかも知れない連合国軍と対峙する。還暦を過ぎた私には尊敬の念しかありません。
戦後80年、表面上の平和は当たり前となり私たちから思考する事を奪ってきました。
映画冒頭と後半の万博の映像は平和の象徴。
巻末の呼びかけは『俺たちはこうやって生きてきたけど君たちはどうだい?』と若いじいさんに問われているような清々しい気持ちになりました。
派手な戦闘シーンが無いからこそ登場人物一人々に深く入り込めた気がします。
今を生きる私たち、到底受け入れ難い事に対し毅然とした態度が取れる自分で在りたいと思います。
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雪風 YUKIKAZE