ABEMA新オリジナルドラマ「スキャンダルイブ」(C)AbemaTV,Inc.
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俳優・柴咲コウがABEMAオリジナル連続ドラマ「スキャンダルイブ」(全6話、11月10日後10・0から配信)に主演することが4日、同局から発表された。主演ドラマは2020年10月期の日本テレビ「35歳の少女」以来5年ぶり。スキャンダルを巡る芸能事務所と週刊誌の攻防戦を描いたサスペンスで、芸能事務所社長を演じる。出演にあたって「こういう世界があるんだよ、というのを伝えられるいい機会かなと思い、出演を決めました」と経緯を語っている。
柴咲は、突如週刊誌より所属俳優のスキャンダル記事掲載の告知を受け奔走する芸能事務所社長・井岡咲を演じる。また、本作で川口春奈と初共演。その川口は、咲にスキャンダル記事を突き付けた芸能週刊誌記者・平田奏役。水面下で巻き起こる事務所と週刊誌のし烈な争いを描く。
柴咲は「自分自身が芸能活動を20年以上してきて、私自身が身を置いている居場所のひとつでもある世界の描写なので、この世界にまったく縁のない方々にもこういう世界があるんだよ、というのを伝えられるいい機会かなと思い、出演を決めました」と説明。
川口については「“なるほど、愛されている人だな”というのがわかるような、すごく気さくでありながら、共演者や作り手の要望に瞬時にこたえる瞬発力もあり、細かいことは気にしないという男前な一面もあり、すごくやりやすかったです」と印象を口に。撮影についても「キャラクター同士はバチバチと攻防するような感じだったのですが、プライベートな時間ではきゃぴきゃぴしながら自然体でいられて楽しかったです」と“秘話”を明かした。
一方、川口は柴咲について「物心ついた頃からずっとテレビで見ていた大先輩なので、柴咲さんとご一緒できると決まった日から緊張とともに身が引き締まる思いだった」とした上で「すごくかわいがってくださって。現場では、キャラクター的にも対峙しているシーンが多いのですがいろいろ教えてくださって、とてもありがたかったです」と感謝した。
本作の企画およびプロデュースを行うのは、「水球ヤンキース」「恋仲」「好きな人がいること」「刑事ゆがみ」「グッド・ドクター」のプロデュースを手掛けた藤野良太氏。「彼女たちの物語を通じて、自分の生きている世界について考えてみるきっかけとなれば幸いです」と呼びかけた。
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