フリットウィック先生役 ワーウィック・デイヴィス『ハリー・ポッター』Warwick Davis Comes Back To Hogwarts In HBO Original HARRY POTTER Television Series

Photo: Aidan Monaghan/HBO

映画『ハリー・ポッター』シリーズ全8作品でフィリウス・フリットウィック先生を演じたワーウィック・デイヴィスが、ドラマ版にも同役でカムバックする。映画版では、デイヴィスがフリットウィック先生とグリップフックの二役を演じたが、ドラマ版では、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』にも出演したリー・ギルをキャスティングした。映画シリーズのキャストが、ドラマ版に起用されたのは2人が初めてとなる。

ワーウィック・デイヴィス『ハリー・ポッターと賢者の石』HARRY POTTER AND THE SORCERER'S STONE  Warwick Davis 2001.

『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)

Photo: © Warner Bros/Courtesy Everett Collectionワーウィック・デイヴィス『ハリー・ポッターと賢者の石』HARRY POTTER AND THE SORCERER'S STONE  Warwick Davis 2001

『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)

Photo: © Warner Bros/Courtesy Everett Collection

また、HBOが制作を進めている同ドラマで、ホグワーツの生徒ディーン・トーマス役にイライジャ・オシン、ヴィンセント・クラッブ役にフィン・スティーブンス、グレゴリー・ゴイル役にウィリアム・ナッシュ、ポモーナ・スプラウト先生役にセリン・サバ、カスバート・ビンズ先生役にリチャード・ダーデン、ポピー・ポンフリー先生役にブリッド・ブレナン、グリンゴッツ魔法銀行で働くゴブリンのグリップフック役にリー・ギルが起用されたことも明らかになった。

原作者J・K・ローリングが関わるドラマシリーズだが、反トランスジェンダーの立場を貫く彼女と、彼女の見解に異議を唱えるダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソン、ルパート・グリントらオリジナルキャストとの間に大きな溝があると伝えられている。『Entertainment Weekly』によると、デイヴィスは以前からこの論争に巻き込まれたくないと公言していたそうだ。

ドラマシリーズでは、ローリングの原作1巻ごとに1シーズンを費やし、全7シーズンを制作する。主人公ハリー・ポッターとハーマイオニー・グレンジャー、ロン・ウィーズリーのキャストには、3万人の応募の中から、ドミニク・マクラフリンとアラベラ・スタントン、アラステア・スタウトを抜擢。ほかにアルバス・ダンブルドア役のジョン・リスゴー、ミネルバ・マクゴナガル役のジャネット・マクティア、セブルス・スネイプ役のパーパ・エッシードゥ、クィリナス・クィレル役のルーク・タロン、アーガス・フィルチ役のポール・ホワイトハウスなどが発表されている。

撮影は7月からイギリスのワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで始まっており、2027年にシーズン1が公開される予定。

Text: Tae Terai

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