10代、20代から絶大な人気を誇るシリーズの最新作『カラダ探し THE LAST NIGHT』が、いよいよ9月5日(金)よりスクリーンにお目見えする。新たな「カラダ探し」の参加者が、熱い絆を育んでいく様子も大きな見どころとなる本作。櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明というフレッシュで、個性豊かな注目俳優の5人が、生き生きとした表情を見せて、恐ろしくもワクワクとする「カラダ探し」の世界へと観客を誘う。MOVIE WALKER PRESSでは、仲間の絆を体現した5人を直撃！息ぴったり＆笑顔いっぱいに撮影の様子を振り返ってもらうと、「みんなと出会えたことが、本当にうれしい」とお互いへの感謝があふれだした。
「撮影に向けて“怖い”という想いが、“楽しみ”に変わりました」(櫻井)
本作は、2022年に公開されたホラー映画でNo.1のヒットを記録したシリーズの最新作。バラバラになった体を見つけ出すまでは、同じ日を繰り返す「カラダ探し」。前作において、明日香(橋本環奈)たち6人の高校生たちは「カラダ探し」を終わらせたが、その直後に明日香の存在がこの世から消えてしまう。明日香の幼なじみの高広(眞栄田郷敦)は、彼女を助け出すために真夜中の遊園地で「カラダ探し」をはじめるが、学校行事で遊園地を訪れていた高校生5人も、新たな「カラダ探し」の参加者として恐怖のループに巻き込まれていく。
櫻井は、ビビリなオタク系男子の陸人。安斉は、空手部副部長の岬。鈴木は、口が達者でお調子者の大和。本田は、一軍女子である有紗。吉田が、他人との会話が苦手な航を演じた。
—— “赤い人”と呼ばれる全身が血で染まった少女と戦い、何度も死ぬ…という恐ろしい「カラダ探し」の世界に足を踏み入れることになりました。撮影前に覚悟したこと、楽しみだったことはありますか？
櫻井「僕はホラーがものすごく苦手なので、これまでホラーを観ることをできるだけ避けてきました。本作をやらせていただくにあたって、まずは前作を観なければいけないという怖さがあって…。顔を手で覆うようにして観たのですが、赤い人との戦いなど『これはどうやって撮っているんだろう』という興味が湧いてきて、撮影に向けて“怖い”という想いが、“楽しみ”に変わりました」
安斉「前作がものすごくおもしろくて、大ヒットを果たしているので、前作をリスペクトしつつ、どうやってそれを超えていけばいいのかというプレッシャーもありました。また、岬役としてはアクションシーンが多いので、スクリーンを通して迫力のあるものとして伝えたいという気持ちがあって。撮影の2か月くらい前からアクションの練習を始めて、私にとって新しいチャレンジになりました」
鈴木「僕の妹が『カラダ探し』の原作の大ファンで、前作も学校の友だちと一緒に観に行ったという話を聞いていたんです。今回のお話をいただいた時には、兄としてもうれしかったです。また同世代の俳優さんたちと共演できることも、うれしくて。真凜ちゃんの妹さんとは、小さい時からお友だちなんです。まさか真凜ちゃんと俳優さんとして共演するとは思わなかったので、驚きました」
本田「私は、本作が映画デビューとなりました。妹の望結が以前から女優さんのお仕事をやっているので、 妹の台本を覚える相手役などもやったりしていたんですが、小さなころの自分を考えるとまさか自分が映画に挑戦するとは思っていなかったので、まさに覚悟を決めたという感じがあります。ただ1年半前にフィギュアスケーターとして現役を引退して、 次になにをやっていこうかという時に『お芝居をやってみたい』という気持ちはずっと持っていて、レッスンに通っていました。1作目の映画も妹の紗来と映画館に観に行っていたので、本作のお話をいただいた時は驚くと共に、とてもうれしかったです」
吉田「僕は芝居自体、まだ経験が浅く、映画に出演させていただくのも初めてでした。前作は中学生のころに友だちと何度も観に行って、初めて映画館で観たホラー作品だったということもあり、お話をいただいた時は本当に夢のようでした。『カラダ探し』の怖さ以上に、こんなすごい方々とご一緒するという怖さもあって…。撮影初日は、あまりにも緊張しすぎて控え室では椅子に座ることもできませんでした」
安斉「すごく覚えている！航がロックスターの格好をするシーンがあるんですが、タケ(吉田剛明の愛称)はその姿でソワソワしていたんです」
吉田「あの格好でソワソワしていたので、はたから見たら不思議な感じですよね。目の前で起きることすべて、想像もつかないことばかりで…。クランクインからいきなりロックスターの格好で叫ぶシーンだったので、戸惑っていたんです」
鈴木「でもあのシーン、勢いがあってすごくよかったよ！」