9月2日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比104円09銭高の4万2292円88銭で午前中の取引を終えた。日銀副総裁の発言を受けて為替の円安を進行したことを手がかりに買い優勢となり、一時284円高まで買われる場面があった。その後は小幅高でもみあったという。

 

【主要指数】
・日経225: 42,292.88(+104.09)
・TOPIX: 3,077.77(+14.58)
・ドル/円: 147.66(+0.49)
・ダウ: 45,544.88(-92.02)
・ナスダック: 21,455.55(-249.61)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は54銘柄(56%)、下落は37銘柄(39%)、変わらずは5銘柄(5%)で、買い優勢だった。大手ゲームやアニメ、ホビー系は高安マチマチだが、下値模索の動きも落ち着きつつあるように見える。また、GENDAなど直近でスピード調整した銘柄に自律反発狙いの買いが入ったようだ。

大手ゲーム関連を見ると、任天堂<7974>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、カプコン<9697>が高く、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が高く、イマジニア<4644>が変わらず、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、トーセ<4728>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、サイバーエージェント<4751>、アカツキ<3932>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、サンリオ<8136>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>が安い。GENDAは直近の値動きを見ると、820円から970円でのボックス相場を形成しており、昨日、テクニカル的な底値に入っていた。

 

最後に騰落ランキングを見ると、クシム<2345>やイオレ<2334>、GENDA<9166>、gumi<3903>が値上がり率上位となり、サイバーステップ<3810>、カバー<5253>、東映アニメ<4816>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が値下がり率上位となった。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

 

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