公開日時 2025年09月02日 05:00
「音楽祭り」のトップに登場し演奏する「夢風」=8月10日、辺野古の社交街
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琉球新報朝刊
【名護】8月10日、辺野古商工会祭りが「音楽祭り」として十数年ぶりに辺野古区で復活した。区の社交街に、辺野古商工社交業組合の協力により特設ステージが設営された。多様なジャンルの音楽家が出演。多くの観客が訪れ、酷暑よりも熱い演奏を楽しんだ。“音楽にあふれる街”辺野古が印象づけられた。
まだ日差しが照りつける夕刻、辺野古区の比嘉操さんを中心に、宜野座高校37期生で結成される音楽グループ「夢風」がトップで登場し、フォークや沖縄ポップスを演奏。主催者の「DJ KAYO」がMCで司会進行を担当した。
学童野球の辺野古タイガースが、沖縄代表で出場した「第14回龍馬旗争奪西日本小学生野球大会」の派遣費造成への協力に感謝を込めてあいさつ。ラップの「KODY」はオリジナル曲に辺野古への愛情を込め、30分のステージを歌唱した。
三線奏者の古波蔵昇さんはギター奏者の翁長武巳さんと、今年は3年に一度の「7月村踊り」の年にあたり、青年会エイサーが行われないことから、地謡メドレーを三線で演奏した。
(池辺賢児通信員)