匠の技 その極意に迫る「愛’s EYE」大特集!
今回初披露となる、匠の技を収めた先出し映像をはじめ、
もう一度みたい職人さんや作家さんの神業もたっぷりお届けします。
まずは、これから放送予定の工芸を先出しで紹介。

「越前打刃物」
イタリアンの巨匠・落合務シェフも愛用する包丁を手がける高村刃物製作所3代目の
高村光一さん。まな板に置いたトマトが、手で押さえなくても切れるほどの包丁。
そんな切れ味を保つ匠の技が「研ぎ」。その極意は研石の種類と包丁の角度にありました。

「越前和紙」
日本画に欠かせない越前和紙の「雲肌麻紙(くもはだまし)」を製造する
岩野平三郎製紙所4代目の岩野麻貴子さん。2メートル超の高品質な和紙を作る匠の極意は、
紙を漉いたときの水の動きを見極めること。そんな匠の技に愛さんが挑戦!

ここからは、何度でも見たい匠の技。

江戸小紋 「型付け・送り」
創業100年を超える「江戸小紋」の老舗・廣瀬染工場4代目の廣瀬雄一さん。
生地に糊を置く「型付け」作業の中でも、最も難しいとされる「送り」。
型紙を移動させながら、柄が0.1mmでもズレては失敗という、まさに匠の技。

九谷焼 「赤絵細描(あかえさいびょう)」
赤絵細描は、赤い陶絵の具を使い髪の毛ほどの極細の線で図柄を描く九谷焼三大技法の一つ。
そんな赤絵細描の第一人者、福島武山さんの工房へ。
特に難しいのは、極細の線を波打たないよう、まっすぐに引くこと。
さらに、絵の具を継ぎ足す際も、続きの線も同じ太さ・同じ濃さで揃えるのが匠の極意。
一瞬の迷いも許されない、匠だけが到達できる神業を見せて頂きました。

加賀友禅
加賀友禅の未来を背負う作家、志々目哲也さん。
志々目さんの作品の特徴の一つは、1ミリに満たない下絵の線に沿って正確に糊を置き、
そのわずかな隙間を寸分もはみ出すことなく彩色していく極細な絵柄。
少しでも手が震えれば色がにじみ、すべてが台無しになってしまう。
その匠の技に愛さんが挑みます!

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