8月27日の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比125円87銭高の4万2520円27銭でこの日の取引を終えた。前日の米国株式市場の上昇を受けて買い優勢で始まった。買い一巡後にマイナスに転じる場面もみられたが、半導体やハイテク株の一角に買いが入って日経平均を下支えした。エヌビディアの決算発表を控えて模様眺めムードが広がる中、中小型株や個別材料株も物色されたという。
【主要指数】
・日経225: 42,520.27(+125.87)
・TOPIX: 3,069.74(-2.25)
・ドル/円: 147.77(+0.34)
・ダウ: 45,418.07(+135.60)
・ナスダック: 21,544.27(+94.98)
・SOX: 5,807.92(+51.62)
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は32銘柄(33%)、下落は62銘柄(65%)、変わらずは2銘柄(2%)で、売り優勢だった。手詰まり感からの中小型株物色の流れを受けて、ユークス<4334>やアクセルマーク<3624>、KLab<3656>などが買われた一方、直近で活況だったイオレ<2334>やクシム<2345>が大きく値を下げた。
大手ゲーム関連を見ると、半導体・ハイテク株物色に流れでソニーG<6758>が買われたものの、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>はいずれも下落した。
その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、ユークス<4334>が高く、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が安い。
モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、ガンホー<3765>、モバイルファクトリー<3912>が高く、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。
アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、東宝<9602>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>が安い。
■ゲーム・エンタメ関連株一覧