松原智恵子 ある日わたしは 28(終) 明日に微笑みを

[音楽] ゆり子は金子大輔の明るい率直な性格に 少しずつ引かれ始めた。しかしそれ以上に 大輔の父さが母のは子を知っているらしい ということが気がかりで仕方がない。母と 有作の間には一体何があったのだろう。 その秘密が明らかにならない限り、自分と 大輔の間に愛情の生まれる可能性はない ようにさえ思えるのだった。倉行するうち に恐利の山城で母のは子が急に病に倒れ 入院したという知らせが来る。 香りと2人で取るものもとりあえず 駆けつけたゆり子は事実後とはいえ元気 そうな母を目の前に見てほっとした。 そして我が家に帰ったゆ子は父尾の口から 意外な事実を聞いた。 母の病気はがでもうとても助からぬほど 進行しているというのである。 ゆり子は激しいショックにただ呆然と 立ち尽くすだけであった。 [音楽] ある日ある人を愛して ある日ある人と別れて ある日娘たちは 大人 になる 愛 は 誰のためにある あ、別れは 誰のために? 女 ならば 知り たい 女 だから知り たい。 女宝 し たい [音楽] [音楽] と パナスプルじゃんけんボルと 待って待って じゃんけぽ あこの一緒 あ [音楽] お母さんはもうすぐこの青い空も見られなくなってしまうんだ [音楽] あ、お姉ちゃん病院行くの? うん。 香りは?私お友達と約束しちゃったの。夕方行くってお母さんに行っといていいわ。 いらっしゃいませ。 いらっしゃいませ。 課長今日のご予 お荷物まずどうぞ。 どうぞ。 どうぞ。こちらへ。 お父さん行ってくるわ。 あ、頼むよ。そうだ。途中で夏みか買ってってくれ。昨日食べたいとか言ってたから。どうした? お母さんの顔見るの辛くって。 [音楽] お前がそんな顔してちゃだめだよ。元気出しなさい。 [音楽] あとどれくらいお母さん さね。 それはみんな神様が決めてくださることだ。 残酷だわ。こんなことてあるのかしら。お母さん死んじゃいや。死なないで。 [音楽] もう大丈夫ですよ。 おかげ様で。 サンキュー。先生。バイバイ。 うちへ帰っても当分は静かにしてるんだよ。 どうもうねえ、ゆり子、あんたいくつ [音楽] やだなあ。病院ボケしちゃったの?自分の娘の年まで忘れるなんて。 21よ。21。 もう娘の年頃なのね。 何を関心してるの?1人で。 あんたが男の人を愛してもおかしくないってことよ。当たり前だわ。今はね、 178 の女の子の方が帰ってすごいくらいなのよ。平気男の子に体を許したり。 恐ろしいこと。 昔とは考え方が違うのよ。 ゆりっこ、あんたはどうなの?どってもしあんたに好きな人がいてその人に求められたら [音楽] さあ、それはその時になってみないと分からないわ。でも決して不足得なことだとは思いたくないの。つも理性的に行動して分別を忘れないような愛情なんてなんだ本物じゃないみたい。 私は人間臭い人と人間臭い恋をしたいわ。 大輔さんみたいな人と。お母さん、どうしてあの人のことをそんなに気にするの?私が次郎さんを愛したって言った時、お母さんは何も言わなかったわ。 [音楽] でも大輔さんの場合は私がまだ自分の気持ちを確かめられないでのに何かというと彼のことばかり [音楽] そういうつもりじゃないんだけど 何かあるのね間違ってたらごめんなさいんは大輔さんのお父さん知ってるんじゃない?それに気がついたの [音楽] [音楽] は大輔さんのに遊びに行った時よ。私が 100万国の娘だと知った時、 おじ様の顔色が変わったわ。それから 私がお母さんにじゃないかとか、お母さん とお父さんの間はうまくいってるかとか、 それをさも何気なさそうに聞くの。そして 私の顔じっとご覧になったわ。 何か思い出そうとする目つきだった。 私その時発展したの。だって私が大輔さん を紹介した時、お母さんもそれと同じ 目つきをしたのに気がついたからよ。 もういいわ。ゆり子。 どうやらそのこと 話す時が来たようね。 ええ。 そうなの? ゆり子 おじ様はね、 お母さんが昔 愛したった1人の男性なの。 いつか話したわね。 お母さんの 女としての命の日が坂に燃え裂下がってい た時があったって。 [音楽] その相手が 大輔さんの父様だったのよ。 ゆり子、 お母さんを許してくれる。 [音楽] [拍手] [音楽] ゆり子 お母さんね。 いつかこのことあなたに打ち明けたかった のよ。 あなたにしか 話せる相手はないと決めてたの。 お母さん、みんな話して。 私なら大丈夫。 平成な気持ちで聞けるわ。 よりか 許してね。 お母さんはいけない女だわ。 お父さんと結婚する前に あの 、あの大輔さんのお父さんに 全てを許してしまってたんだ。 ちゃんなぜおじ様と結婚しなかったの? [音楽] それはお母さんにもよくわからないの。お父さんと私はね、小さい頃から親たちの間で結婚するように話ができてたのよ。 [音楽] でも 年頃になって 価値で行動的だったお母さんの あの口で 大なしいお父さんに あんまり魅力は感じなかったわ。 将来結婚するなんて 思わなかった。 女学校出て、 東京の専門学校に通ってる間に 同じの 医学生の 金子優さんと知り合いになって お互いに愛し合う中になってしまったの。 お父さんはそれに気がついた。 いえ、 もし気がついてたら きっと結婚の申し込みなんかなさらなかっ たと思うわ。 [拍手] ある時ね、 突然にお父さんが私のとこ尋ねてらっしゃ 。 それこそどもったり しながら 結婚してくれっておっしゃったのよ。 お母さんびっくりしたわ。 それまでのお父さんたら 1度だってそんなりを見せたことなかった んですもの。 [音楽] お父さんらしいわね。目に見えるようだわ 。その時の様子。でも 私に分からないのは それから後の自分の気持ちなのよ。 [音楽] 急にお父さんが気の毒になったのか。 金子さんとのことが何か心の底にやしく 思えていたのか。 自分では思いがけないほどあっさりと お父さんと結婚してしまったの。 もちろん 金子さんとのことは 一言もお父さんに言わずにね。 呆れたです。 [音楽] うん。ずっともいいわよ。無理しなくて。 本当よ。 私にはなんとなく分かるの。うまく言え ないけれど。 お母さんはお父さんと結婚して、私は香り たちを生産ように定まられていたんだわ。 運命 かもしれないわ。 だから 結婚してからは いつも心の中でお父さんに住まないと思い 続けてきたのよ。 もちろん その分だけ お父さんには余計尽くしてきたつもりでは いるんだけど。 そして 20年経って偶然私が大輔さんと知り合っ たわけね。 そうよ。 お母さん。 息が止まるかと思うほどびっくりしたわ。 あの金子さんの息子さんと ゆり子が知り合いになるなんて。 罪深い 私の過去が地下に潜って 目を張りながら生き延びていて 現実の私に復讐して 恐ろしいことだわ。 つくつくお父さんに申し訳なくって お母さ 辛くって [音楽] も よく考えてみれば あなたたちには関係のないことだわ。 そうでしょ。 だから言わないで住むなら その方が良かったかもしれないけど。 [音楽] よくわかったわ、お母さん。 私 やっぱり聞いてよかったと思うの。 私に話してくれたことでお母さん内情を改めて感じることもできたし本当にそう思ってくれるの?え、 [音楽] [音楽] よかった。ほっとしたガス。 [音楽] はい。かがですか? 別に変わりません。 お測りましょう。 お隣みました。ええ、 お隣りって 今朝なくなったのよ。 胃岸でしたわね。確か。え、そうです。 [音楽] 昨日まで あんなに元気に廊下歩いてらっしゃ。 人の運命って わからないものね。 [音楽] 完全に取れちまってるな。ねえることは ないだろ。昨日キャンディを56 本かじっちゃったの。 多分そん時だと思うんだ。 なんで一体君いくつになったんだ? 関係ないわ。 それぐらいで取れるはずはないんだけどね。よほどガツガツ噛んだんだな。 手を抜いたんじゃないの?儲からない感じだから。 手をのふわりにその歯抜いちまうか。の方 やよ。そんなの 全く臆病だな。その癖せ 1 人で平気でアングラバーなんかに入ってくんだからな。不思議だよ。 それとは違うわ。 抜いた方がいいんだがな。 だめ。 親からもらった身体ハップは大切にしなきゃ。 へえ。じゃ、転観念も憲護な方ってわけかい。 意外とね。がっかりした。 バ鹿なこと言うな。残念ながらそんな気はこれっぽないよ。 うわあ。侮辱だ。 侮辱。 そうよ。女の子と知り合ったら 1 度は口説いてみるのが男性のエチケットよ。 へえ。そんなもんですかね。 どうしたあの2人? なんだか坂にベジャベシ喋ってんぜ。 本当に治療しに来たのかな? いいからってばさ。若いもは若い同士にさしてきな。 でかいこと言ってよな。水と油かと思ったけど、あの 2 人意外と馬が合うかもしれねえな。大人男にはやかましいくらいの女の方がいいらしいぜ。隣のかおりちゃんたちの親父と袋がやっぱりそうだったさ。 [音楽] [音楽] もしもし。いつやってたんだ?なんだ、まだし城?その人ず早く電話かきたんだね。もしもし。 どうしたんだ? え、 本当?それは どうなった? う どうしたの? なくなったんだよ。ゆ子さんのお母さん。 え、 肝臓だって。あんな若々かしい人がな信じられないな、とても。 [音楽] お父様に知らしてらっしゃい。 親父に。 そうよ。あなたのお友達のことだって言うんで。 お父様とても心配してらしたの。 [音楽] [音楽] 姉ちゃん [音楽] 教えてくなかったのよ。 知ってたんでしょ? うん。 [音楽] 知ってたの? 毎日朝から晩まで病院行ってたもん。 もっといろんなこと話したかったもん。 そうでしょ。 黙ってたこと謝るわ。でも代わり あんたお姉ちゃんより気象が真っすぐで 激しい子でしょ。そのことを聞いて お母さんの前で知らん顔してニコニコ笑っ てるようなゲートはとても無理だと思って そこは代わりのいいところだけどよくも 同じ [音楽] あんたたちが何も知らずに 病院でいつものようにお母さんとふざけ たり甘えたりしてたでしょう。 だから 死ぬ間まで お母さんとても 平和で幸せな気持ちでいられたのよ。 あんたたちに恨まれても仕方がないけれど お姉ちゃんこれで良かったと思うわ。 お可愛い。 ごめんね、お姉ちゃん。 これからはおちゃも頑張るから、 あんたたちもしっかりしなきゃだめよ。 私たちも悲しいけれど、 1番悲しいのお父さんですもんね。 [音楽] 山崎のおじ様が お母さんの前回に行って買ってくださった 。 あのうちにも 一応知らせとかなきゃ。 [音楽] そうか。悲しんでたろ。ゆり子さんもしっかりした声だったよ。これでオタクと同じです。なんて冗談まで行ってね。 お母さんも心残りだったろうなあ。せめてゆり子さんの花姿でも見たかったんだろうに。 本来ならば次郎家俺がその役を引き受けるところだったんだけどな。 2人とも少々役者が小さかったらしいよ。 ま、そんなところだろうな。ゆり子さん、いい人見つけてくれるといいけど。 大輔。 あ、 お前明日山城行ってきなさい。 行った方がいいかな。僕も今それ考えてたんだ。 私はそう思うんだがね。よし、行ってくる。これ私からの悔みの気持ちだ。いいしてきてくれ。 名前はお前にしとくんだぞ。 うん。レ面にしとくよ。 いかん。お前のだけに 1きなさい。いいな。 分かったよ。変な親父だな。 [音楽] [拍手] [音楽] あ [音楽] お父さん。 あ、お前だ。あっちはどうだね。 [音楽] よ。改めとお母さんのありがとみが分かったわ。 お前も若いのに大変だな。よろしく頼む。 [音楽] 大丈夫。お父さん、少し休んだなら私が変わったりするから。 [音楽] 操作してもらおうか。 [音楽] あ。 [音楽] うん。 [音楽] お父さは [音楽] お母さ。 [音楽] 本当?うん。夕子から電話があったの。 告式を済ませてもさにしたら帰ってくるって しげてるだろうな。ゆり子はまるでお母さん子だったもんね。すごい綺麗な人よ、お母さんって。それに気作で明るくって頭の回転も早いしよく働くし。私初めて会った時とさにゆり子のお父さんって幸せな人だなと思ったぐらいだもん。病気だなんてとても信じられなかったわ。 まししてこんなに早くなくなるなんて 働きすぎたんじゃないかしら。ほとんど預かってたって言うでしょ。底は奥さんの方が停より長意気するんだけどな。統計の上では 女の方が攻め力が強いんだってね。 男の方が弱くなったのよ。大体最近の若い男の子なんて女の出来底なみたいなのばっかしじゃない。 聞いたかい? 知ってるわよ。とっく昔に かわいそうにな。彼女 けんちゃんは私ゆり子に頼まれたから知らしといたんだけど あいつさっき飛行機ですっ飛んでったよもうそろそろ突っコラじゃないかな安城にず勝負恵人人無良英門芸南重一門薬神 [音楽] [拍手] [音楽] の者仏道薬千万務 [音楽] [拍手] 省物人物法 [音楽] 有名妙人妙門獣人民道 [音楽] 主 [音楽] お母さん、僕たちのことどう思ってた?こいちゃなんだけど僕は自分のお袋みたいに思えたな。 [音楽] 何でも話せる感じだった。これからっていう時だったのにな。お父様に言った母のこと。 [音楽] もちろんさ。なぜ? うん。別に [音楽] ひどく驚いてたよ。急に黙りかくってしまってね。どうかしたんじゃないかと思ったぐらいだった。 僕に葬式に行ってこいって言ったのも親父なんだ。これは単なる想像なんだけどね。親父は誰かを通して関節的に君のお母さんを知ってたんじゃないかと思うんだ。なぜそれを言わなかったのか。君はそう感じなかった? [音楽] いえ、別に。 そうじゃ思い過ごしかな。 [音楽] 父に愛になるんでしょ? うん。 [音楽] みんな帰ったんですか?新や町の人たちは? いや、まだ昼間に残ってるよ。 早くおじさんを解放してあげりゃいいのにな。 何?みんな勝手にやってるさ。いてくれた方がいいんだよ。これで今夜君たちが帰りや香りも行ってしまったらそれを考えるとあんまり愉快になれんからな。 せめて今日1 日ぐらいは賑やかな方がありがたいよ。どうだ?虹末がだいぶ大きくなったろ? ええ、数も増えましたよ。 うん。ついこの前まではこの池も冷たい氷が張ってその上に雪までツモっていた。その下でこいつらはじっと春を待っていたんだ。ええ。 私はそれを見るたびに驚くんだが、何か生命力の神秘さっていうのかな?つくつく関心させられるよ。おじさんが今何を考えているのか分かるような気がしますよ。あ、そうかね。 僕はやっぱりおばさんは幸せだったと思いますよ。それだけは間違いありませんよ。おじさん。 私小さい頃のカードよく遊んだの。男の子と一緒に水遊びしたりして。 かなりのお電波だな。 お母さんによく叱られたわ。大きくなってからお嫁に行けないわよって。 それでどうなった? 何が? お嫁に行けそうか。 さあ、どうかしら? そいつは僕が教えてやろう。君は大学を卒業する頃突然素晴らしい円が舞い込むよ。 大輔さん占いもやるの? ああ、他のことは当たらないがこれだけは集ばれて当たる。相手の男性がまた生かしてるんだな。 中肉で背は高い方だ。見る角度によっては なかなかの美男費でね。職業は大学病院の 心の下界。驚く流れ月給は2万円の大先生 だ。人間は少しごっちごちょいだが人は 悪くない。 大和ワグナーと昼寝が何よりも好きだ。 どうだい? ふざけてると思った。 [音楽] 僕たちは知り合ってからまだいくらも経っ てない。でもそれが問題じゃないこと ぐらい君には分かってたの? 初めて会った時のあのお互いの感じを 思い出すんだ。ちょっと大げさんに言えば 宿命と言ったようなも。それが僕たちに 初めからあったんだよ。そうだろ。 大輔さん、あなたつか言ったわね。私たち見当たすりの雪の原の真ん中で 2人だけで会いたかったって。 ああ、採決のバイトをした時だ。 そうよ。でも私たち家族や友人やその他勢の人たちのいる町の中であったわ。周りに誰もいない雪の原と違うの。 君は何が言いたいんだ? ただそれだけのこと。 それじゃあ答えにならないな。 大輔さん、その話は東京に帰ったからにしてほしいわ。私正直に言って今母のことをもっともっと考えたいの。一生懸命思い出していたのよ。それが [音楽] 1番の苦用だと思うの。 分かったよ。すまなかった。 謝ることないよ。 僕が来る途中君の悲しそうな顔ばかり想像してたんだ。だから早くお母さんのことを忘れさせなきゃいけないと思ってね。そうだな。君はそんなへなちこな女の子じゃないもんな。僕の間違いだった。 [音楽] そろそろ出かけないと飛告の時間に間に合わないんじゃない? [音楽] そうだな。じゃ、一度うちへ帰るか。 ちょっと待って。 [音楽] これ帰りの飛行機の中で読んでな [音楽] んだ? ラブレッターよ。 [音楽] すごくずいな。 本当は今日きっと手を張って出すつもりだったの。あなたが来てくれたから [音楽] 気になるな。 今読んじゃいけない。 だめ。あなたが 1人になってからいいわね。約束して。 よし、わかった。なんだか知らないけど少しドキドキするな。大学の入試の通知書を受け取った時みたいな気持ちだよ。どうもお邪魔しました。 [音楽] どうも、ご丁寧にどうもありがとう。夏までに今度は 1つのんびりと遊びに来てください。 あ、そんなこと言われると本当に来ちゃうんだな、僕は。是非来てくださいよなあ。ゆり子。 え、けんちゃんも来てね。 あ、ありがとう。 お前はダメだろ。その頃は赤ん坊のシアは見るくて忙しいだろ。 やだな。それは尿房の役目ですよ。 部だって変なの ち貫禄ねえな。まるで。 あ、体川まで行くんだろ。 ええ、ついでに空港まで送りますよ。 あ、 頼むわ、けんちゃん、この車好きなように使っていいから。 あ、任しとくよ。では失礼しました。 どうも 先輩。 はい。 バイバイ。 [拍手] よく来てくれたな、2人とも。 ええ、よっこ、香りはどうしたの? そう、知らな。 さっきフライト1人で出てったよだけど。 そう。おり、香り。ここよ。姉ちゃんよくわかったわね。 [音楽] かんよ。何してたの?またむそ泣いてたんじゃない? 泣かないわ。も綺麗でしょ。うん。この お母さんも好きだったわね。うん。 いつ見ても素敵ね。ここから眺める海の色 は。お母さんも大好きだったわね。 これからうちも大変ね。お父さん1人でし なきゃならないから。そうね。今まで みたいにお尻を引っぱく人がいなくなっ ちゃったし。 あとはどうするの?お姉ちゃんがむこさをもらって後をつうなんて考えらないしな。 香りはどう? やるわよ。どうしてもやれっていうならお姉ちゃんより私の方が向いてると思うんだ。 [音楽] あら、お姉ちゃんにだって旅館の経営ぐらいできるわよ。 どうかな?世が邪魔するんじゃない? お相肉様、それほどの罪は残念ながら持ち合わせがありませんの。そのくせ頭が良さそうに見えるから得よね。私なんかよくなってバ鹿にするんだから。あの地本当に生意きよ。 だめよ。 これから喧嘩しないって約束したばかりでしょ。でもたまにはいいわよ。怒りんぼのお姉ちゃんが年中ニコニコしてたら頭おかしくなったんじゃないかと思うも。 おやお。うん。いい風。 [拍手] [音楽] 私は自分の気持ちを落ち着かせるために この手紙の結論から先に書きます。 それは 教会議。 私はあなたとお別れするということなの です。まだお会いしたばかりなのに おかしいかもしれませんが、 私にはあなたにさようならを言うより他に 道はなくなってしまったのです。 母が倒れて 入院したという知らせを受け取ったのは ちょうど今から1週間ほど前でした。 その写真を おかの中に入れてやった心優しい父。私は その時 大輔さんとお別れしようと心を決めました 。 することが1番いいのだという考えがごく 自然に頭の中に浮かび上がったのです。 そしてしばらくは 香りと2で 母はこれほどまで深く愛していた父の寂し さを慰めるつもりでいます。母は全て私に 打ち明けたのも 結局は父を頼むという願いがあったのに 違いないからです。 私は明日からまた 新しい道を進むことになるでしょう。 どうかこの気持ちを理解して 笑ってさよならの握手を返していただき たいのです。 あなたもメそメそするのが嫌いな人だし、 私もそうです。 容気で気軽にお別れできると信じてます。 さようなら。 月給2万円の大先生。さようなら。 [音楽] さあ、帰ってご飯の支度しなきゃ。 お姉ちゃんはさっき少し食べすぎちゃった からもうちょっとブラブラしたから帰るわ 。そう。じゃあね。 私たちにはいつでも明日下があるんだわ。さよなら大輔さん。さよなら。 [音楽] ある日ある人を愛して。 [音楽] ある日ある人と別れて ある日娘たちは 大人 になる。 あ、愛は 誰のためにあるの? あ、別れは 誰のために? 女 ならば 知り たい [拍手] 女 だから知り たい 女宝 し [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽]

松原智恵子 ある日わたしは 28(終) 明日に微笑みを
1967~68
H280418 Neco

この物語は今回が最終回です。長い間のご視聴をありがとうございました。
なお投稿欄もご覧くださいね。

9件のコメント

  1. 毎週、楽しみにしていました!
    キャスト、日本語、昔の景色、
    すべてが美しいです。
    これで終わりとはさみしいです😢
    ありがとうございました😊

  2. 十数年前にCS放送で、
    木下惠介アワーやお嫁さんシリーズ、そして石坂洋次郎シリーズを観て、
    昭和40年代ドラマの面白さにハマってしまいました😍
    その時はこの「ある日わたしは」はラインナップには無かったので、
    今回は観せていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです🙏
    本当にありがとうございました‼

  3. 最終回アップありがとうございました🎉🎉🎉
    ずっと、忘れてなかったドラマ、そしてブルコメの主題歌だったので、見る事ができて
    感謝しております❤お陰様で
    1960年代のドラマや日活の映画に今、はまっています😊今後とも宜しくお願いします🙇‍♀️⤵️❤

  4. もう2話ぐらい続いていれば、伸一と夏子や次郎とメーテルの結婚とかになっていたのかな?
    今回初見のドラマでしたが、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
    ありがとうございました。🙇

  5. 今回で最終回ですがまた、来週から第1話〜最終話の28回を再スタートで放送して頂きたいと思うので何分にも再スタートお願いします。

  6. ゆり子と次郎の恋が中心みたいになってたので、大介とのエピソードは付け足しみたいな感じでしたね。でもいいドラマでした。配信ありがとうございました。

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